3月23日(金) 早川倉庫 早川祐三さん

今回もスタジオZEROのスタジオには、想創舎の岡村政志さんをお迎えして
合名会社 早川倉庫の早川祐三さんにお話を伺いました。
お二人は同い年で時折岡村さんが ”祐三”と話しかける感じが微笑ましかったです。
 
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早川さんの本業は倉庫業ですが、町家の保存活動の一環(新町古町の復興プロジェクト)として
親戚所有の建物をゲストハウスにセルフリノベーションなさいました。
「ゲストハウス426(ヨンニーロク)」は細工町にある貸し切りの別荘で、熊本駅から徒歩10分。
エアコン、無料Wi-Fiを提供しています。
利用者は意外にも東アジア圏の方々が80%を占めているそうです。
Airbnbの告知って影響力があるんですね〜。
この建物自体の歴史もかなり古く、天井の棟札を発見した時には「天保2年」と記されていたというから、
187年前の建造物になります!
そんな歴史ある日本家屋に1人4,000円から宿泊出来るのも魅力的ですね。
 
熊本地震からもうすぐ2年になります。
「プラスな言葉が出てこない」と語る早川さん。
生まれ育ち思い出のつまった場所がどんどん空き地になる悲しさを伝える正直な気持ちだと感じました。
早川さんが子供の頃から「孫悟空の家」と呼んでいた大正時代からの洋館である鈴木邸の建具を
ゲストハウス426の入り口に再利用なさったことも、地元への愛情を感じました。
昔の風情を忘れる事なく、街のシンボルとして地域の人達の心の拠り所になると思います。
 
 
 
また、早川倉庫はもともとお酒の醸造所であるので、お酒好きの人に囲まれて欲しいという思いから
素敵なイベントが予定されています。
 
「第七回 熊本ふるまち酒蔵まつり」
 
熊本県内の九つの酒蔵が一堂に会して、オリジナルのお猪口で飲みくらべが楽しめます。
ワンコインの飲食店も出店するそうですよ。
ゲストには酒場放浪記でおなじみの吉田類さん、そして熊本出身の倉嶋紀和子さん。
 
開催日程は4月22日(日)、12時~15時半まで。
入場料は前売り券のみで3,000円。
お問い合わせは
早川倉庫 090-9404-7804
上村元三 090-3079-4841
川上酒店 096-326-1568 までどうぞ。
11:30から先着100名様ご希望の方には、特別演劇鑑賞会のご招待もあるそうです。
 
このイベントのもう一つの趣旨にお酒の神様「野白金一」をNHK朝ドラモデルに推薦したい!という
願いもあるそうです。
熊本酵母(9号酵母)の発見により日本の吟醸酒の礎を築き上げたのが野白氏。
イベントの盛会をお祈りします!
 
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早川さんが“ZERO”になれる時間は土壁などを修繕するとき。
無心で建物と向き合うには、やはり建物に対する愛情があってこそだと感じました。
ドラムレコーディングをしたドラマーの方が「こんなにキレイに録れる箱なんて無い」と
絶賛されたそうなので、今後もライブイベントなどで地域を盛り上げていただきたいですね。
 
そして早川さんのお子さん達には お父さんの背中を見て、代々受け継がれてきた歴史を紡いでいって
欲しいと願います。
 
 
Sakiko Yoshimoto
 
 
 
 

Program info

熊本市中央区安政町にあるサテライトスタジオ「ZERO」。
金曜日の夜、第一線で活躍する様々な人たちが集まり、ゼロから広がる無限の可能性を求めて、クリエイティブな会話が行われます。
今回はどのようなケミストリーが生まれるのでしょうか・・・