4月20日(金) pink india 河島大地さん
今回はClover熊本のブライダル事業部 部長の若林舞さんと一緒に
「pink india」代表の河島大地さんにお話を伺いました。
まず、河島さんの雰囲気がとても優しい第一印象でどんなお仕事をなさっているのだろうと興味がありましたが、
なんともガッツ溢れる方でした!
「pink india」はスウェーデンデザイナーのレナさんが手掛けるテキスタイルブランドで
2004年にインドで設立されました。
河島さんは日本での総代理店を担っていらっしゃるんです。
もともとインドにお仕事で一年ほど滞在していた時に、河島さんは熊本でアジア雑貨を取り扱う仕事を
始めたそうです。
商品の仕入れをしながら目にとまったのが、一個のポーチでした。
北欧風なデザインのそのポーチは実はインドで作られたブランドだと知り、
デザイナーもインド在住という事でした。
日本人にも受け入れてもらえそうなデザインだとピンときた河島さんは「これはチャンスだ!」と
早速メールでレナさんに熱意を伝えました(ラブレターのようだったそうです)。
そしてすぐにレナさんから返事が届き、何度かやり取りをするうちに
日本での取り扱いを承諾していただけたそうです。
販売の経験はゼロからのスタートでしたが、勉強する事と周りの人からの手助けもあったそうです。
今では日本全国での販売をはじめ、ブランディングから商品開発までを担い、北欧とインドとがミックスされた
独特なテキスタイルデザインを活かして日本でのブランドの更なる発展の為にご活躍です。
「pink india」の魅力は色鮮やかなデザイン!
北欧デザインとも違っていて、インド在住のヨーロッパ人が感じる、アジアを上手く融合させたオリジナリティに
溢れています。女性はまず「好き!」と感じるはずです。
生地へのプリントも木版のハンドプリント(手染め)で一枚一枚手作業で色を重ねていきます。
(懐かしの「プリントごっこ」のイメージ。笑)
商品の企画は河島さんが担当なさっていて、バッグ、ポーチ、スマートフォンケース、傘、帽子など
たくさんあります。商品を手に取ったときに見せる女性の笑顔が嬉しいのだそうです。
春先は晴雨兼用の傘のニーズがあるので、一本傘タイプと折り畳み傘タイプを用意されています。
今後は九州だけではなく、東京にも進出したいそうです。
気になるのがスウェーデンデザイナーのレナさん。
河島さんにとってデザイナーさんと言えば、良くも悪くも我が強いイメージだそうですが、
レナさんは日本とパートナーである河島さんを尊重してくださるそうです。
おかげで日本では色んな展開が可能なのですね。
デザイナーとの厚い信頼関係を感じることが出来ました。
意外にもレナさんは日本に来た経験が無いそうでいつか日本の四季折々の花々を見て欲しいです。
Clover熊本がリニューアルした時には「pink india」とのコラボレーションも実現しました。
現在 発売中のClover熊本の「オリジナル婚姻届」はまさに「pink india」のデザイン!
実際に数組のカップルが使ってくださったそうです。
是非とも書店やコンビニでご覧ください。
シーツやクッションカバーというったオーダー受注もなさっているので、興味がある方はオフィシャルHPから
お問い合わせくださいね。
pink indiaを持っている方も増えているとのお話でしたが、
実際に先日焼き鳥屋さんのカウンターに座っていた女性は
pink indiaのスマホケースを使っていらっしゃいました。
そういう私もインタビュー後に直ぐ二種類のポーチを買いました!
小物入れとメイクポーチとしても使い易くて愛用しています。
気になった方は、4月28日と29日に開催される「九州蚤の市」にお出掛けください。
河島さんが“ZERO”になれる瞬間は、仕事を終えた後に入るお風呂。
お風呂でボーッとして湯船の上を見ることでリラックスできるそうです。
「デザインは無限大」と話される河島さん。
これから次の北欧デザインを目指していらっしゃいます!
Sakiko Yoshimoto