6月1日(金) ハナウタカジツ 片山和洋さん

今回もZEROスタジオを屋上に移しました。
街中に吹き抜ける風が気持ちよかったです。
そんななか想創舎の岡村政志さんと一緒に、ハナウタカジツ代表の片山和洋さんにお話を伺いました。
 
 
IMG_7973.JPG
 
 
植木町で果物農園「ハナウタカジツ」を経営する片山さんは、いい色に日焼けしていらっしゃいます。
片山さんの両手を見た時に、ナウシカのワンシーン(ゴルの台詞)を思い出しました。
 
「わしらの姫さまはこの手を好きだと言うてくださる。働き者の綺麗な手だと言うてくれましたわい。」
 
・・・・・
アニメオタクな私が担当するこの番組をよく聴いてくださっているという片山さんは、
熊本で活躍する人々の情報源として活用してくださっているそうで、直接会いに行けますからね〜という
嬉しい感想も頂きました。
 
IMG_7987.JPG
 
 
 
「ハナウタカジツ」では色んな業種とのコラボレーションにも熱心に取り組んでいます。
バッグ作家のMiko Design & Craftsさんが手がける帆布バッグ「ミコポン」には、
デコポンの断面が鮮やかにペイントされています。
実際に私物のバッグを手に取り見せていただいたら、果物のリアルな質感に、なんだかあたたかさを感じました。
マネキンユニットのSho_maaさんは、ハナウタカジツの畑で面白いデジタルアートを見せてくれています。
他にも沢山のコラボがあるので、是非ハナウタカジツのHPをクリックしてみてください。
 
IMG_7990.JPG
 
 
 
「若い人は果物を食べないんです」という片山さんの言葉にはドキッとしました。
若者に限らず年配者も皮剥きが面倒に感じるようで...。
スーパーにカットフルーツが多いのもそういう傾向でしょうか。
 
果物を切って器に盛りつけたときに、ジャムやスイーツに生まれ変わったときに、はじめて食べものとして完成する
という視点は、生産者ならではだなと感じました。
糖度が高いとか低農薬などで果物のブランディングの差別化は出来るけれど、天候や災害でそれらは揺らいでしまう...
そこでハナウタカジツでは、かわいくてオシャレというブランディングに特化しています。
さらに片山さんを客観的に見てもらうことで新しい気づきを得るために、
HPでは「ハナウタカジツってこんな人!」と他者から紹介してもらうページもあるのがユニークです。
 
ハナウタカジツは色んな飲食店とのコラボレーションも魅力です。
水道町のフラベド パー リゼッタのパフェや、南区にあるキチジツベーカリーのフルーツサンド、
市役所近くのケルンよしもとのデザートなどたくさんあります。
フルーツの不知火と生姜のジュースは「ジンジャーボンバー」と呼ばれていて、
バーでもノンアルコールドリンクとしても楽しめます。
インスタグラムでタグ付けされた写真(#ハナウタカジツ)を見るだけで、
その人達に会えたような気持ちになれるそうですよ。
「ハナウタカジツ」の果物が使われているお店を見つけてハシゴするお客様もいるそうなので、
ファンの心もしっかり掴んでいらっしゃいますね。
ちなみにこの時期は桃の「はなよめ」が食べ頃です。
 
 
それから「ハナウタカジツ」は片山さん夫婦を可愛らしくデザインしたシールが特徴的です。
ネーミングの由来も果物を通して楽しいことワクワクすることを発信する思いがギッシリと詰まっています。
片山さんのお父さんは果物農家なのですが、思春期の頃は仕事に魅力を見出せないでいたそうです。
進学校や専門学校では教師やプログラマー、新聞記者といった農家とは違う道を目指していた片山さん。
不思議なことに果物農家を継いでから、色んな経験を重ねることができたそうです。
ケーキ屋さんとコラボすればケーキ屋さんになれる。
農業高校の生徒さんの世話をすることで教師の気分になれる。
HPのデザインをすることでデザイナーに...といった具合に、これまで学んできた軌跡が
しっかりと繋がっていました。
 
片山さんを大きな一本の木とするならば、枝葉は片山さんを支える全ての人々です。
片山さんが成長することで、夢という果実がたくさん実りますように。
 
IMG_7986.JPG
 
 
そんな片山さんが“ZERO”になれる瞬間は 小学1年生の長男と寝る時に電気を消して今日の出来事を話し合うとき。
明日へのリセットになるそう。
HPにある「会話が弾む、おくりもの」というキャッチコピーが印象的です。
「ハナウタカジツ」の果物を片手に あなたも誰かとおしゃべりを楽しんでみませんか?
 
 
 
Sakiko Yoshimoto
 

Program info

熊本市中央区安政町にあるサテライトスタジオ「ZERO」。
金曜日の夜、第一線で活躍する様々な人たちが集まり、ゼロから広がる無限の可能性を求めて、クリエイティブな会話が行われます。
今回はどのようなケミストリーが生まれるのでしょうか・・・