6月22日(金) Bar Ladybird 宮本幸明さん

今回のZEROのスタジオは、なんと和室です。
落ち着いた雰囲気のなか畳に座って、タンクマ営業企画部チーフの土田芳史さんと一緒にお話を伺ったのは、
Bar Ladybird バーテンダーの宮本幸明さんでした。
 
 
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シャツにベストをサラッと着こなす宮本さんのカフスボタンが「てんとう虫(Ladybird)」だったのが
まず印象的でした。
前の職場の奥様から記念のプレゼントだったそうですが、バーテンダーは手元をよく見られますから、
最適の贈り物ですよね。
実は名刺や店の看板、店内にも数々のてんとう虫がオブジェとしてお客様をお迎えしてくださいます。
「てんとう虫」は古来より幸せを運んでくれるといわれる縁起の良い昆虫ですからね。
 
今年の2月にオープンした店内は皆さんが口を揃えて「忍者屋敷みたいだ」と仰るそうです。
つまり隠し部屋である個室があり、そこに行く導線に仕掛けがあるんですね。
これは是非、ご自身の目で確かめてください。
面白い空間づくりがコンセプトというだけあって、個室の他にカウンター席、ボックス席、テラス席もあります。
 
宮本さんは学生の頃の職業選択をする際、自分のやりたいことにまず「幸せ」がキーワードにあって、
幸せになれる仕事を模索なさいました。
当時の宮本さんにとってそれは"美味しい食べ物"だったため、洋食の料理人の道に進まれました。
美味しい料理に合う美味しいお酒のマリアージュ、素敵ですものね。
事前予約いただければお料理のフルコースもご用意出来るそうです!
器から拘ったアミューズや洋食が気になります〜。
 
 
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そんな宮本さんの左胸には金の葡萄のバッジがキラリと光ります。
これは(社)日本ソムリエ協会公認ソムリエのバッジです。
ご自身もワインがお好きだそうですので、選ぶのに迷ったら宮本さんのセレクトにお任せください。
またお店にはメニューが無いので、お客様のその時の気分や気候、好みをお伝えすると、
ピタリと合うお酒をつくりだしてくださるはずです。
 
人がワァ~~と感動する時は、その人があらかじめ抱いていた想像を超えた時です。
Bar Ladybird では、カクテルに薔薇の花びらを散らしたりとインスタ映えもバッチリ決まります。
シャンパンサーベルの演出も魅せてくださるので、仲間と一本のシャンパンを分かち合いたい時にも是非!
これからの時期はテラス席から見える夕陽もお酒の味を美味しくしてくれそうです。
 
 
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Bar Ladybird はチャージが無いので、お仕事帰りや0次会、2次会にもフラリと立ち寄れるお店です。
場所は、上乃裏通りから3号線へ抜ける、八木八さんや 乃が美はなれ熊本店がある通りを目指してください。
有事の時はトランスフォームして戦ってくれそうな(笑)、Be-9ビルの4Fです。
夕方6時から深夜2時まで営業していて、月曜日が定休日。
来店の5分前でもいいのでお電話(096-325-1011)しておくと さらに良いおもてなしをしてくださいます。
お客様が喜んでくださる演出をするというのは、とても大切なことですよね。
 
バーというのはお客様がお越しになって次も行きたい、大切な人が思い浮かぶ場所。
毎日来てくださる常連さんや特別な記念日に利用してくださるお客様もいらっしゃるそうなので、
宮本さんが既に沢山の人を幸せにしていることが伝わりました。
プロポーズするサプライズのご依頼もあるそうなので、きっと大成功すると思います!
 
 
実はこの取材の後にBar Ladybirdへ行きました。
確かに嬉しいサプライズに満ちた空間です。
貴重な蓄音機から流れる音楽は格別で、お酒に合う一品にも美味しさと驚きが詰まっていました。
シェリー酒を注ぐ宮本さんにも注目して欲しいです。
意外にも漫画がお好きな宮本さんとしばし漫画談義してしまいましたが、話題が豊富なのも
素晴らしいバーテンダーの証しです。
 
 
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そんな宮本さんがZEROになれる瞬間は、ちょっと一息つける時に飲む一杯。
バーでの一杯はその日の句読点=「、」「。」です。
少し疲れている時、仕事が終わって解放された時でもふらりと一杯いかがですか?
 
 
 
 
Sakiko Yoshimoto

Program info

熊本市中央区安政町にあるサテライトスタジオ「ZERO」。
金曜日の夜、第一線で活躍する様々な人たちが集まり、ゼロから広がる無限の可能性を求めて、クリエイティブな会話が行われます。
今回はどのようなケミストリーが生まれるのでしょうか・・・