9月21日(金) RESTERS BED&CO. 森本大典さん

今回はタンクマ編集部の大瀬さんと一緒に、
RESTERS BED&CO.(レスターズ ベッドアンドコー)の代表である森本大典さんにお話を伺いました。
 
DSC_0038.JPG
 
 
RESTERS BED&CO.は九品寺にあります。
安政町から橋を渡ってNTTビルの手間に位置しているちょっと変わったビジネスホテルです。
この秘密のスタジオZEROからもホテルの外観がバッチリ見えるんですよ~。
タンクマの大瀬さんは雑誌の取材で実際にこのホテルに宿泊したことがあるようで、
リノベーションされて洗練された空間に、お洒落でカッコいい印象を受けたそうです。
お値段もリーズナブルなのは嬉しいですね。
 
森本さんには弟さんがいらっしゃって、2人で「スーパーモリモブラザーズ」と名乗っているようです。
もともとはクラフトビールを扱うBar Voyager(ボイジャー)のジェイソン・モーガンさんから
命名していただいたんですって。
その弟さんと立ち上げたのがRESTERS BED&CO.で、ビジネスホテルでありながら「ゆっくり休めること」を
コンセプトに掲げています。
快適なベッドや枕にはこだわるけれど、TVは置いていないシンプルな室内。
パンフレットなどムダなモノを省くことでコストカットにもなり、その結果お客様に喜んでいただけるのでしょうね。
入った瞬間に「普通のビジネスホテルとは違う」と良い意味で驚きを感じていただけるようです。
 
近年は熊本にも県外や海外からの観光客も増加しているので、ネットで検索して訪れる割合が高いのだそうです。
観光で行きたい場所はホテルにいる森本さんやスタッフに直接聞いて欲しいそうです。
地元のことは「地元の人に聞け」は間違いないですからね。
 
そんな森本さんは海外生活が長いことから語学も得意なようでした。
熊本の高校を卒業して東京の多摩美術大学に進学をしたことで、アートに対する造詣も深そうでした。
学生の頃には、サンフランシスコに近いバークレー大学にある留学生が集まる学び舎でビジネスを専攻したそうです。
映画好きとの理由でオークランドにあるフィルムオフィスにも就職した経験がおありです。
ニューヨークではアートの仕事関係で、あのニッキー・ミナージュやマイリー・サイラスのネイルアートを
提案する仕事に携わったり!!
異なった文化や宗教がうまく調和している大都会のニューヨークで受けた刺激は大きかったと思います。
 
アメリカ以外ではインドネシアのジャカルタでF&B(フードアンドビバレッジ)としてホテルの裏方の仕事も
経験なさっています。
ホテルには色んな人が集まる面白い場所だという認識も出てきたのでしょうね。
 
ビジネスとアートを融合させた商売をすることを理想として、「ちょっとホテルでもやってみようか」と
熊本で弟さんとホテル業を開業なさいました。
おそるべしスーパーモリモブラザーズ・アニです!
 
DSC_0035.JPG
 
 
RESTERS BED&CO.はホテルだけではなく、時間制でレンタル出来る多目的スペースもあります。
60名ほど収容できる広さなので、イベントやパーティーをお考えなら、プロジェクターやマイク、スピーカーも
完備されているそうです。
東京や大阪の噺家さんが、落語のイベントを開催してお泊まりになったこともあるそうですよ。
是非とも地域の人にもうまく利用していただきたいですね。
 
映画もお好きな森本さんはマニアックな作品が好きだったり、ブロマンス映画にも詳しいようでした。
ブロマンス...男同士の友情の映画と言ったら、例えばシャーロック・ホームズのホームズとワトソンかなと
想像していたけれど森本さんは一味違いました。
選んだのは「スーパーバッド」というコメディ映画です。
笑えるサブタイトル付きなので、気になった方は見てください。
 
 
DSC_0029.JPG
 
 
そんな多趣味な森本さんの“ZERO”になれる時は、イラストを描いているとき。
頭を空っぽにして新しいモノをつくることだそうです。
作品のいくつかはRESTERS BED&CO.に飾ってあるので宿泊した時はご覧ください。
その際は、オススメのお店はホテルスタッフに聞くことをお忘れなく!
 
 
 
Sakiko Yoshimoto

Program info

熊本市中央区安政町にあるサテライトスタジオ「ZERO」。
金曜日の夜、第一線で活躍する様々な人たちが集まり、ゼロから広がる無限の可能性を求めて、クリエイティブな会話が行われます。
今回はどのようなケミストリーが生まれるのでしょうか・・・