ご機嫌いかがですか、千田浩未です。

12/18 「本当のことを教えて下さい。Santa Clausはいますか?」

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毎年クリスマスが近づくこの時期になると、必ずアメリカのどこかの新聞に載る女の子がいます。彼女の名前はバージニア。8歳。ある新聞社に手紙を出しました。「本当のことを教えて下さい。santaclausはいますか?」

バージニアがニューヨーク・サンという新聞社に手紙を書いたのは1897年。もう119年も前のこと。彼女は尋ねました。「私の友達はサンタクロースなんていないって言ってます。でもパパは“もしサンの新聞に載っているなら、いるんだよ”って話してくれました。教えて下さい。サンタクロースはいますか?」

新聞の社説で、この手紙に答えてくれたのは、フランシス・チャーチという一人の記者でした。「バージニア、あなたのお友達は間違っています。皆は何でも疑うようになっていて、世の中でわからないことは何もないと思っているようです。でも、人は、子どもも、大人も、周りの素晴らしい、限りない世界と比べれば、とても小さな存在でしかありません。Yes, Virginia, there is a Santa Claus. サンタクロースは確かにいます。それは、愛や広い心や大切な人の為に尽くしたいという思いが存在しているのと同じくらい確かなこと!そして、そうした気持ちが私達の生き方に最高の美しさと喜びをもたらしてくれます。サンタクロースがいなかったら、それはあなたがいないのと同じくらい、世界が寂しいものになってしまうでしょう。そこには、人生を耐え抜くのに必要な、子供のように純粋に何かを信じる気持ちや、詩やロマンスもないことになってしまい、子供時代を明るく照らす永遠の光も消えてしまう。

サンタクロースを信じないって?なら、パパに頼んで、クリスマス・イブにサンタクロースを捕まえようと、煙突のところで見張っていることも出来る。でも、もしそれでサンタクロースが煙突降りてくるのを見なかったからといって、何が証明されるというのでしょう?誰もサンタクロースを見てないからといって、サンタクロースが存在しないことにはならない。信じる心、想像する心、そして愛する心だけが、最高の美しさを垣間見ることが出来ます。バージニア、サンタクロースは確かにいます。サンタクロースがいないって!そんなことありません。サンタクロースは確かにいて、そしてこれからもずっと、子ども達の心に喜びを与え続けてくれるんです。」

これがチャーチ記者のバージニアへの返事でした。あなたは、サンタクロースを信じますか?

今日のBGMは“Happy Xmas (War is Over)” by Yoko Ono & John Lennonでした。

番組内容

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