ご機嫌いかがですか、千田浩未です。

1/8 あなたにとって「座右の銘」、何かありますか?

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あなたにとって「座右の銘」、何かありますか?

「言葉は、思考の上澄みに過ぎない。」ー 最近読んだ梅田悟司さんによる本「『言葉にできる』は武器になる」にあった言葉です。「考えていないことは口にできないし、不意を突かれて発言する時、つい本音が出てしまう。」だから、自分自身と対話をする時間ってとっても大事なんだと思います。熊本市内だと、中学生、高校生の多くが、どうにかすると夜10時〜11時まで塾に通っているのですけれど、朝から課外や部活があり、授業が夕方まで有り、そのあと、また部活や課外で、さらに塾。大人だって、労働8時間が基本だと思うのですけれど、朝課外から塾までだとどうにかすると14時間超え。睡眠不足だけでなく、何よりも自分で自分がどんなことを考えている、どんな人間なのかを問う時間を持つことができていないことが怖いって思うんです。

数学の問題は解けるし、英文法の問題だってこなせる、歴史的人物の名前や年号だってスラスラ出てくる。それなのに、自分は何をどう感じる人間なのか、を「やばい」「すごい」「おいしい」「嬉しい」「悲しい」以外の言葉で語ることができなくなっている学生は少なくない気がしています。(あ、学生だけではないんですけれど)いろんなことが器用にこなせるけど、差し迫ってない感じがするんです。誰かがどうにかしてくれる、そんな風に考えてたら、気がつくととんでもない状況になってる、そんなことになりそうって思うのは心配しすぎなんでしょうか?「必死さ」「切実さ」が相手の心を惹きつけるってことあるに違いありません。

梅田さんの本で、もう一つ心に残ったのは、「人を動かすことはできない。動きたくなる空気をつくる。」という言葉でした。「『人を動かす』ことと『人が動く』ことは、同じように感じられるけれど、似て非なるものである。」というのは実感です。彼は、「星の王子さま」を書いたサン=テグジュペリの言葉を引用しています。「船を造りたいのなら、男どもを森に集めたり、仕事を割り振って命令したりする必要はない。代わりに、広大で無限な海の存在を説けばいい」

Kuma Visit も設立からもうすぐ1年。今年は「人が動きたくなる」活動展開したいと 、考え巡らせているところです!

 

Kumamoto Curio 今日のBGMは “Nowhere Fast” by Old Dominionでした。

番組内容

熊本を “visitor-friendly"(訪れる人に優しい)地域に!
2019年にはラグビーワールドカップ2019、2019女子ハンドボール世界選手権大会の開催地となり、翌2020年の東京2020オリンピックにはインドネシアのホストタウンとなる熊本。
海外から訪れる人の増加が見込まれる今、店舗・施設の多言語表記を推進し、熊本の魅力を発信する5分番組。
クラウドファンディングにより、リスナーの応援が作る新しいスタイルのプログラムです!

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