2/5 来月熊本で開催される、市川染五郎さんを迎えての歌舞伎イベント、出かけてみませんか?
この10か月、大変なことは多かったですけれど、様々なところから、様々な支援をいただくことができたのも間違いないと感じています。そして来月3月11日12日の週末、熊本県庁地下大会議室で上映される歌舞伎シアターバーチャル座、もその一つ!
バーチャル座って何?と説明を読んでみると、これは、まず、市川染五郎さんによるアメリカ・ラスベガスでの公演を映像化。それを最新のICT, Information & Communication Technology を用いて、目の前で演じているように臨場感高く表現する作品の上映イベントということなんです。3月11日の土曜日は、映像上映のみ5回 11時、12時半、午後2時、3時半、5時。翌日曜日は染五郎さんのトークショープラスでの上映が 午前11時と午後2時の2回。一回の公演の定員が300名ですから総勢で2100名が抽選で招待されます。無料ですが、ホームページか郵送で事前の申し込みが必要になります。応募の締め切りは次の日曜日2月12日。このKumamoto Curio 番組のホームページにリンクを貼っておきますので、ぜひご利用ください。
https://www.ntt-west.co.jp/kabuki/
さらに嬉しいのは、今回、県庁での公演に先立ち、熊本市二の丸広場、西原村構造改善センター、そして益城町の保健福祉センターの3か所で、歌舞伎の隈取とICTを融合した「変身歌舞伎コーナー」も設置され、これは、申し込み不要で体験できる、ということ!変身歌舞伎というのは、自分の好みの隈取のお面を持って、ディスプレイの前に立つと、コンピュータでで自動認識され、体験者の顔に隈取が表示される、というものなんです。二の丸では3月4日と5日、西原は7日、益城では8日。いづれもお昼12時から午後4時までのプレイベントです。最近は、隈取のフェエイスパックとかありますけれど、自分に似合う隈取探してみるのも、楽しそうです!
歌舞伎を実際に観に行くのは、ちょっとハードルが高くても、こうした映像作品を染五郎さんの解説付きで見ることで、親近感はずっと増すに違いありません。
思うに、10か月前に地震があったからこそ新しく知ったこと、あるように思うんです。近所の人との関係、水と電気とガスのありがたさ、誰が自分のことを気にかけてくれるか。— あなたが、新しく知ったこと、何がありましたか?
Kumamoto Curio 今日のBGMは “Home Coming Queen” by Brandy Clarkでした。