ご機嫌いかがですか、千田浩未です。

4/30 GWが始まりました!あなたが海外からのお客様を迎える時、熊本の食事処なら、どこに案内しますか?

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gwが始まりました!あなたが海外からのお客様を迎える時、熊本の食事処なら、どこに案内しますか?

熊本の食と言って思い浮かぶのは、ラーメン、馬刺し、そしてあか牛がBIG3、のように思うのですが、何より大切なのは、ゲストを連れて行ったお店で、楽しい時間を過ごしてもらえること。そして、その意味で「お客様に笑顔で帰っていただきたいんです!」と話してくださった、熊本市上通りにある「すき焼 加茂川」さんの言葉が、海外からのリピーターが多い理由を要約しているように感じました。

おもてなしの最初は、表の通りに出ている「中国語・韓国語でメニューがあります」という表示。これでまず、お店に入りやすくなる人いると思うんです。日本人も海外で、地元の店に入りたいな、と思っている時「日本語メニューがあります」って書いてあったら、ちょっとホッとすることだってある。

また日本ではお店に入ると、まず氷入りの水がグラスで出てくることが多いのですが、海外の方だと氷は無い方が好きだったり、白湯をリクエストされたり、緑茶もその好みの濃さが違うのだそうです。また加茂川さんは、すき焼のお店なので、生卵も出るのですが、人によっては生には抵抗があるということで、そうしたお客様には、少し料理して提供されたり、割下も好みに合わせて工夫されている、ということ。そういった臨機応変な対応が、おそらくは口コミやSNSで広がり、多くのお客様につながっているように思われました。

熊本も地震の後、訪日観光客が随分減少した時期がありましたけれど、今、少しずつその数も回復しているのを感じています。街中を歩いていると「あ、海外からの旅行者だろうな」って思う回数が一時期より増えていると思いませんか?くまモンスクエアは、アジアからの観光客でいっぱいで、入場制限がかかることが本当に多いです!熊本は、その経済が何と言っても農業と観光で成り立っている部分は多いし、日本人だけの人口は減っている県であるのも事実。であれば、外国の人に来てもらう、滞在してもらうことで、少なくなる一方の日本人の分まで、経済に貢献してもらえることにつながりますし、多様な文化が存在していることで、若い世代がより寛容で、共に生きる、共生・共存を当たり前のことだと感じるようになれるに違いありません。

私たち自身、旅行したり海外に滞在したら、その土地を離れる時、「来てよかった」と感じたいと思うんです。加茂川さんの「お客様に笑顔で帰っていただきたい」には、おもてなしの大切な基本があると感じています。

 

 

番組内容

熊本を “visitor-friendly"(訪れる人に優しい)地域に!
2019年にはラグビーワールドカップ2019、2019女子ハンドボール世界選手権大会の開催地となり、翌2020年の東京2020オリンピックにはインドネシアのホストタウンとなる熊本。
海外から訪れる人の増加が見込まれる今、店舗・施設の多言語表記を推進し、熊本の魅力を発信する5分番組。
クラウドファンディングにより、リスナーの応援が作る新しいスタイルのプログラムです!

curio@fmkumamoto.jp
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