5/7 熊本市電を利用する時、待ち時間がわかる便利なwebsiteがあるのをご存知ですか?
この春、熊本市電ナビ、というサービスがオンラインで始まりました。これまでは、市電を利用する時、自分が乗りたい電車が電停に近づくとランプが点滅しているのを参考にする、ということはありましたが、近づかない限りは、どのくらい予定より遅れているかもわからないし、次に来るのが熊本駅行きなのか上熊本駅行きなのかもわからない。ちょっと不便だな、って感じてました。
けれど今回始まったサービス、なかなか優れものです!ナビのウェブサイトー 番組プログにリンクを貼っておきますけれどー このサイトにアクセスすると路線図が表示されます。そこで電停の名前もしくは番号、例えば通町筋だと11番なんですが、その数字や電停名をタップすると、あとどのくらいで電車が来るか、が表示されるんです。それは「まもなく到着します」だったり「あと6分」だったりですが、やってきているのが熊本駅行きなのか上熊本駅行きなのかもちゃんと表示されますし、もちろん健軍方面行きに表示を変えるのもワンクリックで可能です。
バスと市電、時間帯考えると、どちらが早く目的地に行けるか判断しやすくなりますし、市電の電停はまだ全てで車椅子がアクセスできるわけではないのですが、このオンライン路線図には、どの電停で車椅子利用か、だけでなく、次に来る電車が超低床車かどうかも表示してあります。リアルタイムなので、事故や災害などに伴うダイヤの乱れも、すぐに確認可能です!
しかも!日本語、英語、韓国語、中国語と4か国語で確認ができます。
市電は健軍から熊本駅まで乗っても170円、ということを考えると、とっても経済的ですし、運んでいる人数を考えれば、普通の自動車よりも環境に優しい交通機関でもあります。それがさらに便利に利用出来るナビができた、というのは、かなり誇りにしていい快挙だと思うのですが、ここまで市電が進化を遂げ、人気も出てきたとなれば、あとは「満員による積み残しがないように!」とお願いするしかありません。
というのも、市電は、安い運賃で、街中まで運んでくれる、もしくは家路につける、ということで、花火イベントや忘年会シーズンなどでは、満員電車になってしまう、ということが少なくないんです。私自身、3台続けて乗れずに会合に遅れた、ということもありました。ビッグデータを活用して、さらに快適な市電利用が可能になるのを期待する今日この頃です。