ご機嫌いかがですか、千田浩未です。

7/16 映画館で本編上映の前に流される数々の予告編、何分くらいなら楽しめますか?

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映画館で本編上映の前に流される数々の予告編、何分くらいなら楽しめますか?

映画を家でDVDで見ても、映画館で見ても、没頭できる度合いは違わない、という人もいらっしゃるとは思うのですが、新作映画を楽しめるのは、やはり映画館ですし、そこで見る予告編で、面白そうな近日公開映画情報を得ることもあります。

ただ、その内容と時間はちょっと考えてほしい、と思うことが多くなってきました。先日出かけたのは、ある時代劇風の邦画だったのですが、初代池坊専好、千利休、豊臣秀吉などが出てくるもので、観に来ている人も平均年齢65歳を超える女性が過半数。で、上映の10分前と言われ入場が開始され、入ってみると、すでに予告編のようなものが始まっていました。ところが、それは上映予定時間を過ぎても続き、結局、入場して本編が始まるまで28分。ほぼ30分、次々に上映予定映画と劇場マナーのお知らせが流され続きました。同じ映画の予告編が二度繰り返された、というのもありましたし、これから上映される映画を考えれば、なぜ、コンピューターゲームのCMとか、いかにも中学生・高校生向けの映画予告を流すのかよく分からない、というのもありました。他にも上映されるのがDisneyやPixarの作品なのに、予告編のターゲットは全く違うように思われるということは往々にしてあって、子供が見にくる映画で、こんな予告流していいのか?と思ったことも少なくありません。

映画は、読書同様、時空を超えた体験を可能にしてくれる世界で、熊本に居ながら日本各地や様々な時代を、そして海外の人々の多様な生き様をビジュアルで可能にしてくれる魅力的なメディアですし、私は映画館に行くのは大好きなのですけれど、CMが30分あるってわかってたら、他にやれることがあったのに、と思ってしまいます。せめて上映時間越したら5分以内に終わってくれなければ、上映開始時間、と表示している意味がほぼないように思えるんです。

30分近くの予告篇と上映マナーの放映は、その次の週に同じ映画館に行った時も同様でしたので、これが、この先「普通」になるのでは、と心配もしています。予告は楽しみでもあるけれど、せめて繰り返すのは止めて、わかりきったマナー周知もそこそこで、映画本編の世界に早く入られてくれたら、そんなことを考える今日この頃です。

 

Kumamoto Curio 今日のBGMは “Nothin’ Like You” by Dan + Shayでした。

番組内容

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2019年にはラグビーワールドカップ2019、2019女子ハンドボール世界選手権大会の開催地となり、翌2020年の東京2020オリンピックにはインドネシアのホストタウンとなる熊本。
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