ご機嫌いかがですか、千田浩未です。

10/22 あなたはコンビニでの支払いは現金と電子マネー、どちらを利用することが多いですか?

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あなたはコンビニでの支払いは現金と電子マネー、どちらを利用することが多いですか?

熊本で数年前に「くまモンのICカード」が発行された時には、ポイントなどは貯まるものの、県外での使い勝手がちょっと、ということで二の足を踏んだのですけれど、2015年からはSuicaやPASMOなど全国で使える交通系のICカードが熊本のバスや電車で利用できるようになり、小銭を準備する手間が省けるって、やっぱり助かる、と実感しました。私などは段々楽な方に流れる人間なので、最近はコンビニでも電子カードで支払うことが増えてきましたけれど、まだまだ現金で払うことも多いですし、個人商店で買い物をする時にキャッシュカードを使おうとする時には、「これって、お店が手数料払うことになるのかなあ」と考え、遠慮することもあったりします。まだまだ時と場合次第。今月初め社会学者の古市憲寿(のりとし)氏が「汚いものを触れたくないので、できるだけ電子マネーで払う」「今どき現金を使うのって頭悪い人じゃないんですか」と発言した時、現金が汚いという考え方に驚いたり、頭の悪さは関係ないだろうと思ったりしましたけれど、バスで電子マネーを使っている人であれば、その便利さの一面を否定できない時代になってきたと考えるのは難しくなさそうです。

今、熊本でも訪日観光客を対象に、Japan Local City Cardという無料アプリを用いて、スマートフォンで決済できるシステムを導入したお店が生まれています。英語、中国語の繁体、簡体、そして韓国語の4言語に対応していて、日本人と比べると、現金を持ち歩く習慣がない旅行者にとっては便利ですし、それがお店の売り上げ増加につながる、という事業所も生まれてくるのだと思います。

また先日は、熊本空港に夜降り立った外国人旅行者がタクシーに乗ろうとしたところ、クレジットカードが使えず、インフォメーションコーナーで、クレジットカードが使えるタクシーを手配してくれるよう頼んだところ「そのうち使えるタクシーが来るはず」とだけ言われ待つことになり、結局空港閉鎖の時間。インフォメーションコーナーの人が帰っていくのを眺めながら取り残され、慌ててセキュリティの方に助けていただいた、という話も聞きました。特定のタクシー会社をお世話することが公平性に欠けるということだったのかもしれません。でも、国際線のある空港なら、出入りするタクシーをクレジットカード利用可能なものに限る、という改善が可能なように思います。もちろん現金の信頼性はわかりますが、これから社会でカードとの住み分け、どう変化していくか興味あるところです。

Kumamoto Curio 今日のBGMは “Love What You’ve Done with the Place” by Rascal Flattsでした。

番組内容

熊本を “visitor-friendly"(訪れる人に優しい)地域に!
2019年にはラグビーワールドカップ2019、2019女子ハンドボール世界選手権大会の開催地となり、翌2020年の東京2020オリンピックにはインドネシアのホストタウンとなる熊本。
海外から訪れる人の増加が見込まれる今、店舗・施設の多言語表記を推進し、熊本の魅力を発信する5分番組。
クラウドファンディングにより、リスナーの応援が作る新しいスタイルのプログラムです!

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