ご機嫌いかがですか、千田浩未です。

1/28 熊本オリジナルの7色のカラフルなインクがあるのをご存知ですか?

熊本生まれ、熊本育ちの私にとって、文房具といえば、まずは上通りの甲玉堂なのですけれど、その甲玉堂に、今オリジナル・インクの素敵なアイテムが揃っています。

熊本をテーマとしたこのインク、最初は震災の後、3色が発売されました。熊本城の石垣をイメージした、力強さの中にも優しさのあるダークグレーの「武者返し」、雄大な阿蘇の自然をイメージした、元気が出てくるグリーンの「草千里」、鮮やかで愛らしいピンクのインクは、肥後六花の一つ「肥後芍薬」。熊本らしさが現れたネーミングのセンスの良さに感銘を受け、その時は、どうしても緑の「草千里」のインクを使いたくて、手頃な値段の万年筆を手に入れたほどでした。

そして今、そこに新たな4色が加わっています。「天草」という目に優しい、深いブルーのインクには、イルカのデザインが添えられ、日本刀ファンにはたまらない「蛍丸」というインクもあります。阿蘇神社の宝刀で、南北朝時代の武将が激戦で使用し刃こぼれしたものの、蛍が群がるとそれが見事に直った、と伝えられている蛍丸をイメージしたインクは、もちろん蛍光グリーン。赤茶色のインクの名前は「あか牛」で、熊本県の花である「りんどう」は可憐な紫色。もう全部揃えてしまいたいほどです。Kuma Visit のFacebookのtimelineでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

で、このインクを見ながら友人と話して生まれたアイディアが、「熊本クレヨン」。世の中にはすでに野菜と米で作られたクレヨンというのはあるのですけれど、熊本は何と言っても農業県!美味しい水のおかげで日本一になるようなお米も育てられていますし、トマトやい草も生産日本一!ということであれば、そうした県産品を使って、子どもが万一口に入れても無害な素材で、ラッキーナンバー7色のクレヨンを作ることができたら、とっても素敵じゃないかなって思うんです!野菜を育てても残念ながら廃棄処分になるようなものや、皮など利用すれば、農産物の生産者にとっても、熊本でのお土産を探す人にとっても、またお土産をもらう人にとっても嬉しい「三方よし」!トマトの赤、い草やブロッコリーの緑、ナスの紺、みかんの黄色、人参のオレンジ、紫芋の紫、竹墨の黒など、いろいろ工夫できるに違いありません。あなたなら何色のクレヨン作りますか?

 

Kumamoto Curio 今日のBGMは “Perfect” by Ed Sheeranでした。

番組内容

熊本を “visitor-friendly"(訪れる人に優しい)地域に!
2019年にはラグビーワールドカップ2019、2019女子ハンドボール世界選手権大会の開催地となり、翌2020年の東京2020オリンピックにはインドネシアのホストタウンとなる熊本。
海外から訪れる人の増加が見込まれる今、店舗・施設の多言語表記を推進し、熊本の魅力を発信する5分番組。
クラウドファンディングにより、リスナーの応援が作る新しいスタイルのプログラムです!

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