47都道府県で、前の年と比べて、外国人の人口増加率が一番高かったところ、ご存知ですか?

8/5 47都道府県で、前の年と比べて、外国人の人口増加率が一番高かったところ、ご存知ですか?

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ご機嫌いかがですか?千田浩未です。

地方新聞の1面トップの記事でしたので、答え知っている方も多いと思いますけれど、1位は熊本県。16.6%。2位が鹿児島、3位宮﨑と続きます。熊本で増加した理由として、大学への留学生に加え、農業が盛んな八代市や玉名市で、ベトナムなどからの技能実習生の受け入れが増えていることが挙げられています。

また、そうした長期滞在だけでなく、今年10月には熊本市で日仏自治体交流会議が開催されるのに加え、来年度はラグビーとハンドボールの世界大会も開かれ、海外からの旅行者も増えます。先月、訪日外国人を迎えるにあたってどういうビジネスの取り組みが有効かを扱ったセミナーが開かれたのですが、そこでも、熊本で行われるラグビーの試合が、フランスとトンガ、ウエールズとウルグアイ。またハンドボールでもすでに、フランスの出場は決定しているので、フランス語の需要はこれまで以上に高まることが見込まれていることが明らかになりました。これを機会に、フランス語、勉強してみませんか?

私は、大学時代第二外国語でフランス語2年間勉強したものの、今は残念ながら、ほとんど何も残っていないと言わざるをえない状態。。。けれど、それでも以前フランスに旅行した時に、簡単なショッピングのフレーズくらいは理解できて、嬉しかったです。そして何より言葉を学ぶことで、考え方の違いを楽しむことができます。今も鮮明に覚えているのは、90という数字の表し方!英語だとninetyという9を表すnineと関係が見える単語が存在してますけど、フランス語で90は、quartre-vingt dix なんと4X20+10なんです!どうしてそんなに面倒な考え方をするんだろう?って不思議でならないものの、あまりの衝撃で、忘れられない表現でした。あと名詞の扱いで、例えばチョコレートや本は男性名詞、学校や雪は女性名詞、などのよう性が分かれていることに驚きましたが、その後、ドイツ語では「中性名詞」なるものもあると聞いて、さらにビックリ!外国語って、通じるだけのために存在しているのであれば、VoiceTraのようなアプリや、AI駆使した翻訳機で十分かもしれません。でも「学ぶ楽しみ」が奪われてしまうのは、残念な気がするのです。国際大会が熊本で開かれるまで、まだ1年ありますし、ここに住む外国からの人も増えています。この夏、何か新しい外国語に挑戦してみませんか?気持ちが伝わる笑顔の経験増えるかもしれません!

 

番組内容

熊本を “visitor-friendly"(訪れる人に優しい)地域に!
2019年にはラグビーワールドカップ2019、2019女子ハンドボール世界選手権大会の開催地となり、翌2020年の東京2020オリンピックにはインドネシアのホストタウンとなる熊本。
海外から訪れる人の増加が見込まれる今、店舗・施設の多言語表記を推進し、熊本の魅力を発信する5分番組。
クラウドファンディングにより、リスナーの応援が作る新しいスタイルのプログラムです!

curio@fmkumamoto.jp
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