「からくない蓮根」

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やさしいごはん
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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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このコーナー『やさしいごはん』では、
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
 
毎月、第2水曜日に登場するのは、
『移動台所・茶豆』小島まきさんです。

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Q① 小島まきさんの近況は?

最近は菊池の窯元「tourner」さんの展示会や、東野のパン屋さん「Nuitetjour」さんでの料理教室などへ仕事で伺いました。
料理教室は、ヌイテジュールさんの2階にあるエプロンルーム「Lovikka」さん主催のカッポウギパーティーというもので、参加者の皆さんがルーヴィッカさんのカッポウギをお借りして料理をするという楽しい形式です。
みなさんそれぞれ、素敵なカッポウギを選んでおられました。
 
Q② 今日のオススメのレシピを教えてください。

今日は、熊本の名物からし蓮根をアレンジした「からくない蓮根」の作り方をご紹介します。
からし蓮根を年末年始などの集まりで食べる機会が多いと思いますが、保存のためにとびきりからしが効いたからし蓮根は辛いものが苦手な方やお子さんは食べられないので、辛くないものを作ってみました。
蓮根は穴から遠くまで見通すことができるということで縁起が良いと言われています。
調理法によって、むっちりとした食感やサクッとした食感などを楽しむことができます。
また、身体を温め喉に良いと言われていますのでこれから寒さが増して乾燥してくる季節に食卓に取り入れていただきたい食材の一つです。
 
材料
 
れんこん450g(中3節ほど)
豚ひき肉100g
木綿豆腐50g
本みりん大さじ1と1/2
味噌大さじ1と1/2~大さじ2
薄力粉80g
カレー粉小さじ1/2
ターメリック小さじ1
水100cc強
塩ふたつまみ
 
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れんこんは洗って皮をむき、鍋にたっぷりの水と酢を少々加えたものに入れ中火にかけます。
 
沸騰したら弱火にし、15分前後串が通るようになるまで茹でます。
ざるに上げて水気を切り冷ましておきます。
 
次に、蓮根に詰める具を準備します。
豚ひき肉をフライパンに入れて中火にかけ、炒めます。
 
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肉の色が変わったら豆腐をほぐして加え、豆腐の水分が飛ぶように炒めます。
そこへ本みりんで溶いた味噌を加え、よく混ぜ合わせ炒めます。
味噌の香ばしい香りがしてきたらバットなどに出して冷ましておきます。
 
蓮根と具の両方が冷めてかられんこんを立てて持ち、具材の上に押さえつけるようにして具を穴に詰めていきます。
 
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しっかり詰めたら、分量外の薄力粉を薄くまぶし、カレー粉とターメリック入りの衣をからめて、180℃の油でこんがりと色づくように揚げて出来上がりです。
薄く切って召し上がってください。
 
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からし蓮根のように日持ちがするものではないですが、具材を詰めるところまで準備しておくとさっと揚げるだけでよいので、おもてなしなどにもおすすめです。
中の具はお好みのものを使っていただいて、具材を詰めるのはお子さんに手伝ってもらうのも楽しいと思います。
 

FMK Morning Glory

「熊本の朝をさわやかに!」を合言葉にお届けしています。
毎週月曜~木曜の 7:30~10:34
パーソナリティ
月曜・水曜 長木真琴
火曜・木曜 松村奈央
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