TeamOHMURA 大村詠一さん

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ヒューマン・ラボ
あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。
 
今日は、2016年度エアロビック競技日本代表選手で、
スズキワールドカップ2016第27回世界エアロビック選手権大会に出場し、
シニアの部グループ部門(5人組)で3位入賞。
大津にあります「エアロビッククラブTeamOHMURA」広報兼指導者、
そして1型糖尿病患者として啓発活動に取り組む、大村詠一さんにお越しいただきました!

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Q1、先ずは現役生活、お疲れ様でした。今年1年振り返ってみていかがですか?
これまでの応援、本当にありがとうございました!
 
本当に濃厚でこれからの未来につながる経験豊かな1年だったように思います。
 
Q2、スポーツ選手にいつかは訪れる「引退」ですが、引退決意に至った理由(出来事)また、その経緯は?
 
もともと今年は競技生活20年を迎えており、年齡も30歳に達したので、これまでの経験を活かして違うステージに立ちたいなとは思っていました。
引退決意に至ったのは、4月の熊本地震、そして、6月に日本人男子として初の世界選手権優勝を若手選手が達成してくれたことではないでしょうか?
 
Q3、引退に関して、周りの皆さんの反応は?
 
お疲れ様!ありがとう!残念だ!と言ってくださります。
「引退を惜しまれる選手でありたい」と思っていましたので、いいタイミングだったのではないでしょうか?
 
Q3、選手以外にも、指導者・協会理事・講演活動・1型糖尿病の啓発と・・様々な活動を行っている大村さんですが、とても忙しい日々を過ごしていると思います。
今後、少しは休みもとれるようになるのでしょうか?休みの日にやってみたい事は?
 
休みは、どうでしょう(笑)休みの日もSNSで情報発信してそうですね!
休みが取れたら、仕事としてではなく観光としてお世話になった東日本大震災の被災地等に行ったり、全国の神社や博物館、美術館を巡ったりしてみたいですね。
 
Q4、これからの人生の目標、又はやっていきたい事を教えてください。
 
エアロビックをオリンピック・パラリンピック種目にするという目標も追いかけながら、エアロビックはじめスポーツを通して「運動することの楽しさ」を、これまでの小中学校はもちろん企業や地域の公民館、そして、老人ホームや仮設住宅など活動の範囲も広げて、伝えていきたいと思っています。
糖尿病に関しては、インスリンが分泌されなくなる1型糖尿病の根治を目指し、その研究を、国民病とまで言われる、インスリンは分泌されるけれどその量が少なかったり、働きが弱まったりする2型糖尿病にも活用していきたいと思っています。
 
Q5、今年最初のインタビューでは「1型糖尿病研究基金」への寄付を呼び掛けていきたいと、おっしゃっていました。
その後の活動はいかがですか?
さらに、今後伝えていきたい事など教えてください。
 
おかげ様で今年は、「バイオ人工膵島移植」という現在最も1型糖尿病の根治に近いと言われる研究プロジェクトに総額7,500万円もの研究助成をすることができました!
今はNPO支援につながる佐賀県へのふるさと納税を活用して寄付をお願いし、国内への細胞加工センターの建設を目指しています。
ぜひ今月中の納税は、今年度の確定申告の際の税制控除にも適応されますので、前向きにご検討いただければ嬉しいです。
 
Q6、最後にお聞きの方にメッセージがあればお願いします。
 
私のお話に耳を傾けていただき、ありがとうございました。「まずは知ってもらうことが大切」というのを肌で感じてきた半生でしたので、これからも情報発信していきたいと思います。
師走の忙しさで体調管理を忘れがちになるかと思いますが、皆さん適度な運動と栄養、そして休息でお身体ご自愛の上、素敵な2016年の締めくくりを迎えて下さい!
また、FMKでお会いしましょう!
 
今日のゲストは、2016年度エアロビック競技日本代表選手で、
大津にあります「エアロビッククラブTeamOHMURA」広報兼指導者、
そして1型糖尿病患者として啓発活動に取り組む、大村詠一さんでした。

FMK Morning Glory

「熊本の朝をさわやかに!」を合言葉にお届けしています。
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