今日ご紹介するのは、現在公開中の「ワイルド・スピード　ICE BREAK」です。

2001年に第1作が公開された、「ワイルド・スピード」シリーズ。通称「ワイ・スピ」。

その8作目となるシリーズ最新作が、今日ご紹介する「ワイルド・スピード　ICE BREAK」です。

 

カーアクション映画のレジェンドとも呼ばれる「ワイ・スピ」シリーズ。

普通、こういったアクション・シリーズは、何作も続くごとに主要なキャラクターが変わったり、次第にパワーダウンしていくことが多いものですが、このシリーズは違います。

シリーズを重ねるごとに巨大化し、アクションも壮大になっているとても珍しい映画シリーズなんです。

 

この「ワイ・スピ」シリーズは、最初ストリート・カーレースというある種、特殊なジャンルを描いた作品としてスタートしたんですが、シリーズを重ねるごとに、内容も変化して、スーパーカーを駆使してミッションをクリアしていくというチーム・アクション映画にシフトチェンジしていきます。

この内容の大きな変化が、ファンにも受け入れられ、映画のスケールも、人気も、右肩上がりでパワーアップしていきます。

1作目の全世界興行収入は2億ドル。低予算映画としては驚くほどの大ヒットだったんですが、回を重ねて、7作目の「ワイルド・スピード　SKY MISSION」の興行収入は、15億ドル。

なんと、世界的にブームを巻き起こした、あの「アナと雪の女王」より上というから驚きですね。

 

前作「SKY MISSION」の撮影中には主役のポール・ウォーカーが不慮の事故で亡くなるという悲劇に見舞われ、一時はシリーズの継続も危ぶまれました。

ラストシーンの、「ポールに捧ぐ」というクレジットに涙した人も多かったと思います。

今回、続編を熱望していたポールの遺志を継いで、この新作「ICE　BREAK」が作られたということです。

ただ、主要キャストが一番気にしていたのは、ポール・ウォーカー抜きの「ワイルド・スピード」が果たして成立するのか・・・という不安でした。

7作目の締めくくりが、あまりに見事だったので、それ以降の物語が蛇足にならないかという不安です。

そのキャストの不安を吹き飛ばすような見事なストーリーが、今回用意されています。

 

その物語は・・・・・・誰よりも仲間を大切にしてきた、ヴィン・ディーゼル演じる主人公ドミニク・トレット。

「ファミリーへの信頼こそが最も大切だ」と語っていた彼が、今回、シャーリーズ・セロン演じるサイバーテロリスト側に寝返り、ファミリーに敵対する存在となります。

果たして、ドミニクは本当にファミリーを裏切ったのか？

それとも別の狙いがあるのか？

この意外すぎる展開が、壮大なアクションとともに語られて、また新しい「ワイルド・スピード」の世界が誕生しました。

 

もちろん、手に汗握る、ダイナミックなカーアクションも健在です。

今回、シリーズで初めて、ニューヨークを舞台にしたアクションシーンが登場してきますが、自動運転の車が同時に何十台も猛スピードで走る場面があり、また「ワイ・スピ」のアクション伝説に新たな1ページが追加されました。

 

キャストは、ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲスなどお馴染みのメンバーが勢ぞろい。

前作で、最強の敵デッカード・ショウとして登場したジェイソン・ステイサムが再び出演しています。

前作で凶悪な悪役として登場したデッカードですが、今回は、意外な一面を見せ、大活躍します。

ジェイソン・ステイサムのファンが増えそうなクライマックスになっていますので、お楽しみに！

 

どっちかというと、男性よりの映画ではありますが、少年漫画のような硬派で熱いストーリーは、女性でも結構ハマっちゃう人多いと思いますよ！

初日の劇場は、カップルで観にきている人が多かったですよ。

ファミリーの熱い絆を描くという点では、「ワンピース」なんかと通じるものがあるんじゃないでしょうか？

ちなみに、この「ワイ・スピ」シリーズは、すでに後２本作ることが決定しているそうです。楽しみですねぇ！！

 

今日ご紹介した映画「ワイルド・スピード　ICE BREAK」は、

■ＴＯＨＯシネマズ　光の森

■ＴＯＨＯシネマズ　はません

■ＴＯＨＯシネマズ　宇城

■ユナイテッドシネマ熊本

■イオンシネマ熊本

で、現在公開中。

ユナイテッドシネマ熊本では４ＤＸ版でも上映されています。

 

「ワイルド・スピード ICE BREAK」オフィシャルサイト

http://wildspeed-official.jp/