「ひと」「もの」「こと」に関わるさまざまなトピックを切り取っていくインタビュー「月曜対談」。

今日のゲストは熊本在住の漫画家兼イラストレーター、「くつだる。」でおなじみのゴトウマサフミさんでした。

 

●ご出演者のプロフィール

 

名前：ゴトウマサフミ

プロフィール

熊本県在住

漫画家・イラストレーター。

NHK・Eテレアニメ「くつだる。」原作担当（2014.4～2015.9）

単行本「くつだる。～イマドキ妖怪図鑑～」（講談社）発売中

YouTubeチャンネル「きっずボンボン」にて8コママンガ「くつだる。」配信中

イヌネコアプリ「ドコノコ」にてマンガ「ドコノコノコト」連載中（毎週木曜日更新）

熊本日日新聞「あれんじ」にて月1回「子どもの妖怪図鑑」連載中

2017年6月23日に、8コママンガ版「あるあるネタがいっぱい！ イマドキ妖怪くつだる。」の単行本発売予定

 

Ｑ今回、ゴトウさんがウェブ漫画を連載している「ドコノコ」についての基本情報を教えて下さい。

 

「ドコノコ」

糸井重里氏主催の「ほぼ日」から誕生した

イヌネコを飼われている人、あるいは好きな人。を対象としたアプリ。

ドコノコ

https://www.dokonoko.jp/

ほぼ日刊イトイ新聞

http://www.1101.com/

 

Qまず、「ドコノコ」というアプリについて、どんな機能があるのか詳細を教えて下さい。

 

「ドコノコ」

簡単にいえばイヌネコ用のSNS。

機能の一例。

・画像や動画を投稿してアルバムのように管理することができる。

・イヌネコが迷子になってしまった時には周囲のドコノコ利用者対象に迷子のお知ら

せができる。

・投稿画像を使って「カレンダー」「本」を作るサービスがある。

 

Ｑゴトウさんが、「ドコノコ」のウェブ漫画を連載することになったいきさつを教えて下さい。

 

昨年6月、アプリ「ドコノコ」がスタートした当初からうちのイヌ「メープル」を投

稿していたこともあり、11月には福岡で開催された「ドコノコ・トークイベント」に

僕が呼ばれ。

そこで糸井さんとほぼ日スタッフさんにお会いして、その後連載に。

 

Ｑ「ドコノコ」の連載に関して、エピソードなどあればお願いします。

 

「ドコノコ」で連載中の「ドコノコノコト」は「ドコノコ」の魅力を知ってもらうた

めの5コマちょっとのマンガなのですが、「この内容でこういったマンガを描いてく

ださい」で描いているのではなく、基本的には「実際に1年近く使ってきた僕が、あ

くまでも個人的に伝えたいことを伝える」形で描いています。

内容によっては5コマちょっとで描くのが大変なモノもあります。

 

Ｑ6月に新刊が発売されるそうですね。タイトル、発売日、出版社、内容など詳細を教えて下さい。

 

「くつだる。」の単行本は「8コママンガ」をまとめた単行本です。

単行本タイトルは「あるあるネタがいっぱい！ イマドキ妖怪くつだる。」

6月23日（金）発売。

日常に現れるくだらない妖怪達を8コママンガで紹介しています。

 

Ｑ「熊本地震」は、ゴトウさんの創作活動にどんな影響を与えましたか？あたえませんでしたか？

 

僕の仕事は基本的には「笑い」を提供するものなので、熊本地震が起きてしばらくは

熊本の仕事相手から「不謹慎かもしれないので…」とNGを出されることが多かったで

す。逆に熊本県外からの福岡の企業や円谷プロから新規の仕事依頼があって、そうい

うことが嬉しかったです。

あと、地震でパソコンが壊れましたがそれを今も使って仕事しています。

 

Qお仕事を通じての苦労、やりがいとは何ですか？

 

慣れてしまったので苦労とは思っていませんが「自己管理」「自分のどの部分をどう

見せるか」「ひとりよがりなものになっていないか」の『自分会議』が大変です。

さぼったらさぼった分、自分に返ってくるので。

自分がおもしろいと思って作った作品を、そのまま受け入れてもらえた時。

毎回やりがいを感じます。

 

Ｑこれまでのお仕事を通じてのもっとも印象的なエピソードは何ですか？

 

妖怪をテーマに描いていた「くつだる。」がEテレでアニメ化されたことです。

 

Ｑ今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください？

 

6月23日（金）の「あるあるネタがいっぱい！ イマドキ妖怪くつだる。」発売にともない、東京や熊本で「なにかしらの発売イベント」をする予定です。

講談社の編集部が企画されているので詳細はまだわかりませんが、詳細が決まりしだいTwitterなどで告知します。

それから、イラストやマンガ、キャラクター制作の仕事の依頼。いつでもお待ちして

います。