「この映画を見逃すな!2018 映画界大予想大会」

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キネマのススメ
毎週、松村奈央が選んだ映画をご紹介しています「キネマのススメ」。
今日は、今年1回目の「キネマのススメ」ということで毎年恒例のスペシャル・バージョン!
スタジオにゲストを迎えてお送りします。
題して、「この映画を見逃すな!2018 映画界大予想大会」!!
 
スタジオにはゲストをお迎えしています。
この企画7回目の登場。
熊本日日新聞の映画評論コーナー「熊本シネマレビュー」の執筆者。
月に1回のスペシャル・プログラム「月刊行定勲」では、行定勲監督と一緒に番組に出演しています。
FMK一番の「映画好き」、きべとしお さんです。
 
岐部:おはようございます。
「映画大好き」の きべとしお です。よろしくお願いします。
 
Q① 昨年2017年は、映画界にとってどんな年でしたか?
 
1位 124.億円 「美女と野獣」
2位 73.億円 「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
3位 73億円 「怪盗グルーのミニオン大脱走」
4位 68億円 「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」
5位 67.億円 「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」
6位 51.億円 「モアナと伝説の海」
7位 51.億円 「SING」!
8位 46.億円 「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」
9位 44.億円 「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」
10位 43.億円 「ラ・ラ・ランド」
 
(上記には、今年12月公開作品は含んでいません)
 
「美女と野獣」の大ヒットが目立っています。2位と50億の差。
ランキングでは、アニメとハリウッド大作が中心。
日本映画の実写版は、ベスト10に入っていません。
ちなみに、もっともヒットした実写の邦画は、「銀魂」で38億円でした。
がんばれ日本映画!
 
Q② きべさんの2016年のベスト作品は?
 
今年は、旧作のデジタルリマスター版がたくさん上映されて、映画ファンにはいい年でした。
なかでも、Denkikanで上映された『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』が素晴らしかった。
80年代の台湾映画はやっぱり凄かったですね。
台湾だけじゃなく、韓国やマレーシアなんかの映画も凄い作品がたくさんありました。
でも、本当によかった映画はのちほど紹介します。
 
Q② それでは今年、2017年の注目映画をいろいろ教えてください。
 
■賞レース関係 今年は混戦模様?
 
●「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書ド」
(巨匠スティーブン・スピルバーグ監督。ベトナム戦争に関する極秘文書に関するドラマ。主演は、トム・ハンクスとメリル・ストリープ。3月30日日本公開。
 
●「シェイプ・オブ・ウォーター」
(ギレルモ・デル・トロ監督作品。「ある生き物」と孤独な女性の心の交流を描いたラブストーリー。ベネチア国際映画祭ですでに金獅子賞を受賞。3月日本公開)
 
●その他、「スリー・ビルボード」「ビッグ・シック」など政治的なテーマを描いた作品も有力と言われています。
ゴールデン・グローブ賞では、「ダンケルク」、「ゲット・アウト」、「グレーテスト・ショーマン」(ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル)などがノミネート!
 
■大作関係
 
●「マンハント」
(高倉健主演の名作「君よ憤怒の河を渡れ」を「男たちの挽歌」や「レッド・クリフ」のジョン・ウー監督がリメイク。
日中合作です。主演はチャン・ハンユーと福山雅治。二丁拳銃やハトも出ます。2月公開)
 
●「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」
(ご存じマーベルのヒーロー大集合のアベンジャーズの3作目。なんと総勢66名のキャラが集合するという・・・・・4月27日公開。
 
●「ハンソロ スターウォーズ・ストーリー」
(スターウォーズの番外編。若き日のハンソロを演じるのは、28歳アルデン・エーレンライク。監督は、ロン・ハワード。途中で監督交代。6月29日公開)
 
●「ジュラシック・ワールド炎の王国」」
(ご存じ『ジュラシック・パーク』シリーズの5作目。7月公開)
 
●「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」
(ハリー・ポッターの外伝。エディ・レッドメイン、ジョニー・デップ出演。11月公開)
 
●「パシフック・リム アップライジング」
(日本の巨大ロボットものに影響をうけた2013年公開の「パシフィック・リム」がまさかの続編。
4月公開。新世代の物語。菊池凜子、新田真剣佑など日本キャストも出てます。
主演は「スター・ウォーズ」のジョン・ボイエガ)
 
■アニメ関係
 
●「リメンバー・ミー」
(ピクサースタジオの最新作。死者の国にしたファンタジー作品。海に選ばれた少女モアナが主人公。3月16日公開。同時上映は、「アナと雪の女王/家族の思い出」。ピクサースタジオは「インクレディブル・ファミリー」も夏公開。)
 
●「犬ヶ島」
(若き巨匠ウエス・アンダーソンが日本を舞台に描く人形アニメ。2月のベルリン国際映画祭でも上映。)
 
●「未来のミライ」」
(「サマー・ウォーズ」「オオカミコドモの雨と雪」「バケモノの子」スタジオ地図・細田守監督最新作。甘えん坊の4歳の男児・くんちゃんと未来からやってきた彼の妹・ミライちゃんの冒険が描かれる。夏休み公開)
 
■日本映画の注目作品
 
「リバーズ・エッジ」
(岡崎京子kの伝説のコミックを行定勲監督が映画化。主演は二階堂ふみ)
 
「北の桜守」
(吉永小百合主演。監督は「おくりびと」の滝田洋二郎監督。)
 
「散り椿」
(カメラマンとしも有名な木村大作監督の3作目。初の時代劇。主演は岡田准一。9月公開)
 
「クソ野郎と美しき世界」
(元スマップの3人・稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が主演。4本の短編からなるオムニバス。監督は、園子温、太田光など。)
 
Q③ たくさん紹介してきましたが、きべさんの今年一番のオススメ作品は?
 
「うつくしいひと」シリーズのスピンオフ作品「いっちょんすかん」が現在製作中。
熊本地震の起きた日の熊本を描く行定勲監督の野心作。
黒木よしひろさんをはじめ、FMK関係者も出演。
この春に開催予定の「くまもと復興映画祭」でお披露目の予定です。
 
Q④ 今日は、リスナーのためプレゼントも持ってきてくれたそうですね。
 
・今年も、映画グッズ豪華詰め合わせ福袋を 1 人の方にプレゼントします。
・「スターウォーズ最後のジェダイ」のTシャツ(S・サイズ)
・「20世紀フォックス」のクリアファイル(貴重品!)
・「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL」の非売品プレス
・「ワンピース」非売品のプレス
 
などなどの非売品グッズの数々。
その他にも超レアものを倉庫から発掘してきました。
およそ10点のグッズを詰め合わせて、福袋にしてお一人にプレゼントします。
 
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今回の「キネマのススメ」の感想を書いて、応募してください。
あて先は、
メール : glory@fmkumaoto.jp
FAX : 096-355-5200
締め切りは今日(1月2日)中です。
 
Q⑤ 最後にリスナーの皆さんにメッセージを。
 
皆さん、映画館に行って映画を観て下さい。
いま、絶対に映画館で観るべき映画が上映中です。
 
ジャッキー・チェン主演「カンフー・ヨガ」。
ジャッキー・チェン映画を観続けて30数年。
ジャッキー・チェンマニアの私、きべ がイチオシの映画です。
 
正月映画に観るならこれしかない!
アジア映画の底力を感じさせるエンターテイメント大作!
ゆるーいストーリーに凄いアクション。そして美女!
「少林木人拳」「プロジェクト・イーグル」「蛇拳」「酔拳」など旧作へのオマージュもたっぷり!!
いま、TOHOシネマズなどで上映中です。


 
ありがとうございました。また、来年ですね!
以上、「キネマのススメ」でした。
 
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パーソナリティ
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