阿蘇ジオパークガイド協会副会長 中島元比古さん

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月曜対談
「ひと」「もの」「こと」に関わるさまざまなトピックを切り取っていくインタビュー「月曜対談」。
阿蘇ジオパークガイド協会副会長の中島元比古さんがゲストでした。

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●ご出演者のプロフィール
 
名前:中島元比古(ふりがな)なかしまよしひこ
所属・肩書き:阿蘇ジオパークガイド協会副会長(阿蘇市民生・児童委員協議会会長)
プロフィール:
2009年化学会社退職後、生まれ故郷の勉強にと当時、阿蘇火山博物館主催するガイド養成講座受講。
(当時約80時間)
以後、ジオパークの認定申請のガイドとして関わる。
趣味は、還暦過ぎて夢であった大型バイク免許取得。ツーリング他。
海外旅行(東南アジア、中国奥地等)また、全国のジオパーク認定地など徘徊。
61歳から地域の民生委員も同時に活動。約8年。
2年前から会長職となり現在は時間の大半はその職務に追われる。
尚、阿蘇神社の復興支援ボランティアガイドは仲間たちと活動継続中。
*動機は15歳で阿蘇を離れて、全国各地に仕事や旅行で行く機会あり、改めて阿蘇の「すごさ・雄大さ」を思い知ったから再勉強挑戦した。
 
Q「阿蘇ジオパークガイド協会」について、基本情報をお願います。
 
事務局阿蘇市赤水1,930-1阿蘇火山博物館内
● 阿蘇ジオパーク
http://www.aso-geopark.jp
● 阿蘇ジオパークガイド協会
http://www.aso-geopark.jp/kyoukai/
TEL 0967-34-2089 事務局3名
会員数84名(4/1現在)(新会員30名加入後)
 
Q「ジオパーク」とは、そもそもどんな目的で認定されるものでしょうか?
 
貴重な地質や地形を保護するだけでなく、人々の生活や文化、歴史を持続的に
教育や観光など地域活性化にも役立てる、云わば「自然公園」
 
Q「阿蘇ジオパーク」は、いつ認定されましたか?どんな地域で構成されていますか?
 
2009年 日本ジオパーク認定
2010年 世界認定見送り
2013年 認定保留
2014年 世界認定*
2015年 ジオパークはユネスコに昇格
 
全国43地域に日本ジオパークあり内、世界認定は、8箇所九州では島原JPあり
 
Q「阿蘇ジオガイド」について、目的や活動内容を教えてください。
 
全国、世界中から来訪する観光客に阿蘇の生い立ちや歴史、文化を伝えて素晴らしさを楽しんで貰う。
阿蘇周辺に33箇所のジオサイトあり
時には、トレッキングや散策の案内等も行う。
 
Q ジオツアールートはどんなルートがありますか?いくつかご紹介下さい。
 
人気サイトは、草千里や火口周辺の山々。杵島岳やえぼうし岳
カルデラや火砕流跡が目で実感できる、大観峰、鍋ヶ滝押戸石
阿蘇神社や古墳群
湧水群南阿蘇や神社、産山村
 
Q 特に人気のコースはどんなコースですか?
 
草千里やその周辺
阿蘇神社やその周辺
*悲しいかな、立野大橋の崩落現場やその周辺も人気?
 
Q 中島さんはいつからジオガイドをしていますか?
ジオガイドになろうと思ったきっかけなど教えてください。
 
2009年の養成講座受講後、少しずつ
人と話すのが好きだから多くの人と知り合う
個人的には、ボケ防止かな?と
 
Q 中島さんの好きなジオサイト、阿蘇で特に興味や関心があるのはどんな所ですか?
 
大観峰の雄大な景観その火砕流大地
阿蘇神社等に面々と繋がる歴史
 
Q 阿蘇地域における熊本地震の影響、復興の状況などはいかがでしょうか?
 
阿蘇神社は一年掛かった解体作業が終了し、素屋根が取り払われる最中
2022年の復興再建が本年度から始まる
阿蘇は、未だに交通インフラの復旧工事真っ最中以前のように
多くの観光客の来訪を待っている
 
Q 中島さんの思う阿蘇の魅力はどんなところでしょうか?
 
古来、隋に時代にまで知れた阿蘇の火山、この雄大な景色と自然災害と向き合ってきた先人達。
そこに鎮座する阿蘇神社。旧石器時代から人々が住み続けた阿蘇。筆舌に尽くせない。
 
今日のゲストは、阿蘇ジオパークガイド協会副会長中島元比古さんでした。
 
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