「やさしいごはん」

週代わりでレギュラーゲストをお招きして、季節にぴったりの食に関する話題をお送りしています。

毎月第一水曜日に登場するのは、衣食住に関するイベントを手掛けている泰勝寺のスタッフ 平山千晶さんです。

今日はインドネシアの野菜料理「ウラップ」のレシピでした。

 

Ｑ① 平山さんの近況は？

 

先日、以前からの念願だった我が家の押し入れにぴったりの本棚を作りました。

本棚は１日２日程度で完成したのですが、そこからが長かった、、。いままで無理に詰め込んでいた本たちを取り出し、整理して並べ直す、という単純な作業に時間がかかることかかること。

「ああ、この本はあの人からもらったなあ」とか「この本を読んでいた時、あんなことを思っていたな」とか、まるで自分自身のアルバムをめくるように本から思い出が溢れ出し、真新しい本棚に本を入れ込み終わる頃には本棚作成の何倍もの時間を要していました。

気がつけば今年は厄年だった私。

本棚整理で、思いがけず自分自身を振り返る良い機会ができました。やっぱり本っていいものですね。

 

Ｑ② 今日のオススメの食材、（料理）を教えてください。

 

今月も先月に引き続き、8月に旅したバリで出会ったインドネシアの野菜料理「ウラップ」をご紹介いたします。

「ウラップ」とは、茹でた野菜をココナッツフレークとスパイスで混ぜ合わせたものの総称。

今回はささげを使用していますが、季節ごとのお野菜で是非、お試し下さい。

 

材料

ささげ１把

ココナッツロング２０g

 

赤玉ねぎ１/２個

青唐辛子３本

（あればトラシ３g）※１

油

塩

 

A

にんにく２かけ

生姜１かけ

好みのナッツ（カシューナッツなど）２個

※現地では、キャンドルナッツと呼ばれるものを使用する。

 

１ささげは色よく茹でて、食べやすい大きさ（細かめ）に切っておく。

２Aをすりつぶすか、すりおろしてフライパンに入れる。

３フライパンに２と多めの油、薄く切った玉ねぎ・唐辛子（あればトラシ）を加え、しっかりと炒める。

４３の味をみて、塩を加える。味が整ったら、ココナッツロングを加え、一体化したら火を止めて、１を加え和えて完成。

 

※１トラシ…小エビを発酵させて作るインドネシアの調味料。

魚醤の一種だが、液体ではなくペースト状で販売されている。

家庭で作る場合、油に少しナンプラーを合わせると風味が近しくなる。