熊本博物館 館長 植木英貴さん

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月曜対談
「ひと」「もの」「こと」に関わるさまざまなトピックを切り取っていくインタビュー「月曜対談」。
今日は、12月1日(土)にリニューアルオープンする熊本博物館 館長の植木英貴さんがゲストでした。

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● 熊本博物館の概要

所在地:熊本市中央区古京町3-2
電話番号:096-324-3500
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12/29~1/3)
観覧料:一般400円 / 大学生・高校生300円 / 中学生以下200円
※プラネタリウム観覧料は別途必要
※幼児、市内小中学生は無料
 
Q リニューアルオープンの日時を教えてください。
 
平成30年12月1日一般オープン午後1時から(ただし、12月1日のみは、隣接する
旧細川刑部邸で開催の「限定開放と夜間紅葉ライトアップ」に合わせて午後8時まで開館)
プラネタリウム投影も延長。
 
Q 今回どんな経緯でリニューアルすることになったのでしょうか?
 
平成53年に現在の熊本城三の丸地区に建築家、故黒川紀章氏の設計で新築、移転された。
その後40年ほど経過し、施設の老朽化や社会の変化進展によって、展示技術の向上などを背景に、施設機能の向上、展示環境を見直すため平成24年からリニューアルが始まった。
 
Q 改修工事が中断していた間は、どんな活動をされていたのでしょうか?

熊本地震に対する対応、躯体調査を行っていた。
 
Q リニューアルの内容について教えてください。

展示室の拡張、収蔵庫の整備・拡張
 
Q 常設展示について教えてください。

全体テーマ「未来へつなぐ熊本の記憶」として、熊本の歴史や文化、人と自然との深いかかわりを示しながら、長い時間の中で織り成されてきた知の蓄積を市民に楽しく分かりやすくつたいている。
「細川家舟屋形」をはじめ人文系資料、自然系資料を展示。江津湖のジオラマ、県市連携展示室など
 
Q リニューアルオープン記念展について教えてください。
 
「記憶を未来へつなぐ博物館」をテーマにこれまで公開してこなかったものも含め「記憶」「つなぐ」「未来」をキーワードに展示。
 
Q プラネタリウムについて教えてください。
 
一般投影では、リニューアルオープン記念として九州では投映初となる「火星~その先の宇宙スペースエクスプロア」を投影。
12月15日(土)には春山純一さん(宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所)の講演会も開催予定。
 
Q 見どころがたくさんありますが、個人的な一押しの展示やアピールポイントは何でしょうか?
 
「細川家舟屋形」「町屋の再現」「昭和の家」など多数。
博物館では熊本の歴史を古代から現代まで、歴史や民俗など本物の資料を見ることができ、そこでの暮らしに関係する生物や植物、さらにさかのぼって熊本の大地の形成も見てもらえることができる。
プラネタリウムもあり、たくさんの子どもたちに見てほしい。
また、県内外、さらには国内外からも多くの観光客の方に来てもらい、熊本がどのようなところで、どのような歴史や魅力がある土地なのかを知ってほしい。
 
Q 12月1日(土)リニューアルオープン当日に関して、営業時間の変更やその他の催しなどあれば教えてください。
 
平成30年12月1日一般オープン午後1時から
(ただし、12月1日のみは、隣接する旧細川刑部邸で開催の「限定開放と夜間紅葉ライトアップ」に合わせて午後8時まで開館)
プラネタリウム投影も延長。
また、オープン記念として近隣の小学生(高学年)を保護者を含め約170名を招待
 
Q 最後にPRをお願いします。
 
全館休館してから、約3年半がたった。ようやくご来館いただけるようになった。
これから、常設展示をもちろん、特別展や企画展も随時開催していく。また、学芸員による講座、また講演会の企画など、様々な活動を行なっていく。
博物館は、熊本城域にあり、三ノ丸地区における文化観光の拠点としての機能も発揮していきたい。
多くの来館者に親しんでもらい、楽しい時間をすごしていただける博物館として活動していきたい。
是非、多くの皆さんにお越しいただきたい。
 
ありがとうございました。
今日のゲストは、熊本博物館の館長 植木英貴さんでした。
 
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