「やさしいごはん」

週代わりでレギュラーゲストをお招きして、季節にぴったりの食に関する話題をお送りしています。

毎月第一水曜日に登場するのは、衣食住に関するイベントを手掛けている泰勝寺のスタッフ 平山千晶さんです。

今日は「焼きわかめ」のレシピでした。

 

 

Ｑ① 平山さんの近況は？

 

2/17に開催された熊本城マラソンに参加しました。

フルマラソンは２年ぶり。

練習不足のせいで、レース途中、過去最大に身体の至る所が痛み、真剣に棄権も考えたほどでしたが、応援に来てくれた友人たちのおかげで何とか完走することができました。

沿道の「がんばれ！」という応援は、本当に泣きそうになるほど嬉しく、強く背中を後押ししてくれるものだなあ、と走り終えて改めて思ったのですが、レース後友人より『走っている姿に励まされたよ』と言われ、誰かを応援することは自分の背中を押すことでもあるのだなあ、と感じた１日でした。

次は万全の準備を行い、是非来年も走りたいなあ、と思っています。

 

Ｑ② 今日のオススメの食材、（料理）を教えてください。

 

わかめや青さのりを市場に見かけるようになると、つい手に取らずにはいられません。

この時期は、和え物や酢の物など何かと１品海藻が食卓にのぼるのですが、今回は【焼きわかめ】をご紹介いたします。

先日、鳥取のお土産として『板わかめ』なるものを頂きました。

どうやって食べるのか聞いてみたところ、さっと炙って食卓に置き、そのままお茶請けやお酒のつまみに、そして手で軽くもんでご飯にかけるだけでも美味しいよ、とのこと。

今回は炙った【焼きわかめ】でおにぎりを作ってみたところ、こちらも大変な美味しさでした。

レシピ、というものではありませんが、わかめの新しい美味しさを発見した食べ方でしたのでご紹介させていただきます。

 

【焼きわかめ】

・板わかめ

※板わかめとは、山陰地方でよく食べられている、「採れたわかめを水洗いして乾燥させただけ」のもの。

・ごはん

 

白ごはんを炊く。またはおにぎりを握る。

板わかめは、さっと炙る。

焼き海苔のイメージで、白ごはんにかける場合は、ぱりっと乾いた部分を大きめにもみほぐし、ご飯を包んで食す。

おにぎりの場合は、大きめに炙った板わかめでくるりと巻く。


 

 

わかめとご飯の相性は抜群なので、是非お試しください。

生のわかめでご飯を包む手巻き寿司タイプもおすすめですので、合わせてこちらも是非。