「本熊本(bon kuma hon)2019」
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- 月曜対談
「ひと」「もの」「こと」に関わるさまざまなトピックを切り取っていくインタビュー「月曜対談」。
●ご出演者のプロフィール
お名前:矢野亜希子(やのあきこ)
所属・肩書き:本熊本実行委員
元司書。
えびの市文化センター勤務を経て、つい先日熊本に戻ってきました。
元司書。
えびの市文化センター勤務を経て、つい先日熊本に戻ってきました。
お名前:中島由美(なかしまゆみ)
所属・肩書き:本熊本実行委員
熊本市在住。
イラストレーター、刺繍アーティスト。
熊本市在住。
イラストレーター、刺繍アーティスト。
Q 「本熊本」はどんなイベントですか?基本情報、概要を教えてください。
2013年にスタートしたブックフェスティバルです。
毎年5月の中旬から下旬にかけて10日間ほど本にまつわる様々なイベントを企画しています。
本と人を結びつける取り組みをすることで、街ににぎわいをもたらし、熊本の本文化向上に努めるために有志のメンバーで運営しています。
●Facebook
https://ja-jp.facebook.com/bonkumahon/
https://ja-jp.facebook.com/bonkumahon/
Q 「本熊本」はいつからどんなきっかけで始まったイベントですか?
「本熊本」は2013年にスタートしました。
その頃、おとなり福岡では「ブックオカ」という大きなブックイベントが定着していましたが、熊本ではそのようなイベントがなかったので、あこがれていました。
2012年にブックオカが主催した「ブックフェスティバルのつくりかた」というトークショーを聞きにいき、実行委員のみなさまのお話を伺ううちに、最初は「誰かがはじめてくれないかな」といった気持ちでいましたが、「誰もしないのなら自分たちで始めればいいんじゃないか」と思いはじめたのです。
ちょうど熊本で開かれた本のイベントでまるぶんの前店長さんとお会いする機会があったのですが、店長さんもそのイベントに参加されていたことのことで、それじゃあ一緒に実行委員をたちあげましょうという話になりました。
そのあとはとんとん拍子に話がすすみ、市内書店の書店員と司書という有志のメンバーで実行委員を結成しました。
所属はバラバラでしたが、熊本で本の業界を盛り上げていこうという気持ちは共有していました。
古書店の店主さんなどにもアドバイスをいただきながら形を決めていきました。
Q 今年の「本熊本」の内容について詳細を教えてください。
5月25日古書店主と行く古書店巡り
5月26日名久井直子×穂村弘よりみち対談(有料)
*対談の前には中島由美による「由美の部屋」を開催。
本好き熊本人を迎えてのぶっつけ本番ブックトーク。
Q 活動を通じての印象的なエピソードを教えてください。
3年前の震災の時、東京や福島のほうでブックイベントをされている方からご連絡があり、義援金を募ってくださるなどご配慮をいただいたことを、今でも忘れることができません。
いろいろな方達に支えられているからこそ、今もイベントを続けることができています。
Q 最後にPRやメッセージ等ございましたらどうぞ。
みなさまのおかげで「本熊本」も今回7回目を迎えることができました。
「本」という字が含まれる県は熊本だけですので、本を媒体にした人とのつながりを少しずつ広げていき、熊本の街をもりあげていければと思っています。
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