特集

「貯蓄を考えるあなたへ、時代に合った提案!」

3月も駆け足で過ぎていったような気がします。年度末って平日でも車が混むんですね、、、

何かと行事やイベントが多く、出費がかさむ時期でもありませんか?あれ?私だけ??笑。

さて、今日は知って得するdollarお金の話題dollarです

「情報とせんたく」代表ー吉井靖男さんに〝これからの貯蓄スタイル〟というテーマで

お話を聞いてきました。

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Q)吉井さん、4月から生命保険料が上がると聞いたのですが、本当ですか?

「ええ、日銀のマイナス金利政策の流れを受けて、来月から生命保険料が上がります」

Q)ちょうど年度替りの時期ですし、貯蓄を考えている方に いいアドバイスはありませんか?

「そうですね、まず貯蓄を考えている方に一つの方程式を伝えるとすると、

保険でお金を貯めようとすると△(三角)、

金融機関で貯金を行うと⬜︎(四角)になります。

これは貯蓄という切り口で自分にどの程度リターンがあるか、という点です。

私はこれからの時代は生命保険と貯蓄は切り離して考えた方がいいのではないか、

と思うんですね。お金を貯めたい分は預貯金・投資信託で調達するのです。

そもそも

『保険』=〝補償を買う〟ことだと思うんです。事故や怪我、

入院など万一の場合に備えて準備するものですよね。

言い方を変えれば、健康や無事故であれば、お金を余計にかけてしまうことになります。

《例えば…30歳の女性が60歳までに1000万貯めたい場合》

毎月の生命保険を利用した場合 ¥27,000/月額✖️30年間 972万+α 

    〜その¥27,000を積立と補償の用途で分けた場合〜

生命保険を掛け捨て(定期)で申し込み ¥1,500/月額 

貯蓄として投資信託を活用     ¥25,500/月額✖️30年間  1000万以上見込める(元金+α)        

 

生命保険は掛け捨てで十分なのです

貯蓄と切り離しても、同じぐらいの補償内容にすれば、損傷なく利用することができます。

投資信託は、弊社(「情報とせんたく」)でも取り扱っていますが、

中長期的10〜15年に見てもらえれば、右肩上がりに効果が出ています。

貯蓄を望んでいるならば、

このように定期保険と切り離して考えていかれるとメリットはあると思いますよ。

昔、今から25,6年ほど前になりますが(私が保険業界に入った頃)、

お金を貯めたいならば金融機関の定期積立を利用するか、

保険で積立をするか、という考え方でした。

しかし、資産運用の方法も時代によって変わってきているんですね。

気をつけないといけないのが、投資信託には様々なプランがありますので、

しっかり見定めて申し込みをした方がいいでしょうね。

各金融機関や証券会社、保険会社によって利率が違いますから。

私はこの時代に見合った、またこれからの時代にあったやり方に変えていった方が、

得だと思いますよ。まずは自分がどういう人生プランを立てているかを考え、

この年齢までにいくら貯めたいという細かな目標を割り出してみるといいのではないでしょうか?

資産運用については、

あなたの身近なところにいるFP・ファイナンシャルプランナーに相談されてみてください。

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年度替りは保険を見直すいいチャンスです!

〜編集後記〜

吉井さんの今日の言葉で、特に響いたのが〝保険は掛け捨て、

短い期間で安いものをチョイスする、そしてすぐに見直せるようにしておく〟ということですね

そして投資信託は慎重にプランを選ぶこと、すぐに結果を求めない、

中長期的に見守っていくことが大事!ということでした。

これは自分や自分の大切な人にも聞かせたいことですね。

 

<取材・文  前園 絵吏>