特集

「保険と共済の違いを知る!」

 突然ですが、4月5日はhairsalon〝ヘアカット〟の日なんですって・・・

春を楽しむ意味で、髪型を少し変えてみるのもいいかもしれませんね。気分転換にもなるでしょう!

私は前髪を自分で切っては・・・後悔crying・・の繰り返し。そろそろ上手に切れてもいいはずなんですが、

不器用さんの道のりを常に歩んでおりますscissors

そろそろ限界、美容室に行こうかな♪

 

さて今日の取材先は中央区水前寺にある「情報とせんたく」

代表でCFP(上級ファイナンシャルプランナー)の吉井靖男さんに、

保険の見直しをする際 知っておくと便利な情報を伺ってきました!!

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Q)吉井さん、今月から生命保険料が上がるということで保険の見直しを考えている方も多いと思うんですが、

見直す上でどんなことに気をつけたらいいのでしょう?

吉井さん→そうですね。前回(3月29日特集2️⃣)保険はなるべく安いものを、

気楽に、掛け捨てで利用するのが効果的、それで定期的に見直しをしていく方がいいとお伝えしたのを覚えていますか?

加えて〝保険〟と同じ契約内容で〝共済〟を利用するという手もあります。

Q)そもそも〝保険〟と〝共済〟の違いがあまり分からないんですが・・・教えてもらえませんか?

吉井さん→特徴としては〝保険〟は営利目的と言えます・・・

そこには外交員さんの給料や事務手続き、会社として利益を生んでいかなくてはならない、

といった理由がありますから。メリットは、補償内容が充実しているということです。

特約などの項目があることで、安心を買うことができます。

一方で〝共済〟は、非営利目的という位置付けになります・・・まぁ組織であるため、

若干の事務手数料はかかっていますが、低料金で申し込め必要な分だけを保障するのが共済です。

年齢が上がっても、契約内容の料金は据え置きです。

共済の中には、国民共済・都民共済・県民共済・全労済、JAが有する共済など、多数あります。

Q)例えば、ある年齢までだと保険と共済どちらの方が安い?というのはあるんでしょうか?

吉井さん→20代の独身女性ですと、保険の方が安いこともあります。65歳以上の方ですと、

共済を利用された方が安く済みますね。もちろん、どちらもオギャーと生まれたその瞬間から加入できます。

私の持論として、30歳の女性が65歳の定年まで35年間(保険もしくは共済の)掛金を払い続けたとして…

毎月の支払額にずいぶんと差が出てくるというところを考えてみられてはいかがかな?と思うんですね。

少しでも掛金が安い方を利用されて、そこで浮いた額を預金に回す、

或いは資産運用に回した方が得という考え方もあります。

〝保険〟と〝共済〟の契約内容がほとんど変わらないならば、必要最低限のほうを選択するか?

それとも特約のついた補償の多いほうを選ぶか?それはあなた自身が決めることです。

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なるほど・・・目的・目的を達成するために、より良い選択が必要になる訳ですね。

となると、このことをいつ知るか、というのは大事になってきますね。

早い段階で気づけば、自分でも修正というか見直すことが可能ですから。

吉井さんのいう通り、浮いたお金をどう使うかも、併せて考えていけるのかもしれません。

これこそまさに自分の老後に関わってくる問題です。これぞ、FPならではの着眼点ですね!!

新年度ということでアクションを起こしてみるにはいい機会ですよね。

〝保険〟と〝共済〟の違いを今一度比較してみて、自分にあった選択をしてみてはいかがでしょうか?

 

<取材・文  前園 絵吏>