特集

〝オーストラリアの留学から学んだこと〟

本日二本目の取材先は、中央区水前寺にある会社「情報とせんたく」です。

お話を上級FPの

(もとい、仕事に懸命な〝情熱のホームプランナー〟)吉井靖男さんに伺いました。

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ー吉井さん、20代の頃 オーストラリアへ留学されていたという話を聞いたんですがー

ええ、大学を卒業して少し病んだ時期がありまして、

13ヶ月オーストラリアへ留学してたんです。

その間アニーさんという、

ご主人が広告の仕事をしている家庭にホームステイさせてもらっていました。

実はそこでの経験が今の仕事にいきているんです・・・

ーと、いいますと??ー

アニーの家では、日中仕事をしてクタクタであろうご主人が 家に帰ると芝刈りをするんです。

それから子供たちをお風呂に入れて、夕食後皿洗いをするんですよ。それを毎日ですよ!

私はアニーに「どうして疲れて帰ってきているのに、そこまでするんだ?

奥さんは昼間 家で寝てたりするのに・・・」と言うと、アニーはこう答えました

「それはヤスオの考え?それともジャパニーズの考え?」

「僕は、奥さんが家のこと子供のことを一生懸命やってくれるのを知っているから、

夜なりともゆっくりして欲しいのさ、だからこうしてできることをやっている」と。

それは当時の私にとって衝撃的wobblyでしたね

男はだまって外で仕事をし、奥さんが家のことをする、

帰宅するとご飯にする?お風呂にする?と出迎えてくれる・・・

それが当然のこと!という考えでいたので、

オーストラリアでの経験はそれまでの意識を変えるきっかけになりました。

その後日本に戻って、妻と結婚し4人の子宝に恵まれたんですけど・・・

4人目の出産時、子供に持病があることが分かり妻は病院にかかりきりになりました。

家には90代のおばあちゃんと子供達3人、私も日中仕事に行かなくてはいけませんし、

炊事・洗濯・掃除と家事が控えていたので、仕方なく家政婦さんを雇うことにしました。

1ヶ月近くそういう生活をしまして、家政婦さんへ支払ったお代が35万ほどになったんです。

ー(家政婦さん)日給1万ちょっとということですねー

ええ、これを高いと思うか思わないか、人それぞれだと思うんですけど・・・

私はこの出来事を通して、オーストラリアのアニー一家のことを思い出したんです。

奥さんに休ませる時間を作っていた彼の気持ちを今一度考えてみました。

もしも妻が倒れたらだれが妻の代わりをする?

妻に代わって家事代行を務めてもらう家政婦さんへもそれなりにお金がかかってしまう、

その上医療費も必要…資金的な問題も解決しなくては・・・

このことから配偶者が保険に入ることの意味を感じました

すべては〝コスト〟と〝バランス〟だと思うんですね

もしもの時に守ってくれるのが保険の良さです!

例えば、小さいお子さんが成人するまでの15年間、

奥さんの万が一に備えて死亡保障などつけておかれるという選択肢もあるのではないでしょうか?

よく、ご主人の保険に関しては皆さん一生懸命選ばれます、

万が一の場合、家計が回らなくなってしまうからですね。

でもそれは奥さんについても同じことがいえるのではないでしょうか?

掛け金は安く、掛け捨て型(定期)での申し込みをされることで、

保障を買うことができますから、

ぜひご家族で保険の見直しをされておくのも手なのでは?と思います。

ーとなると、誰がどんな保険に入っている…ということも家族間で知っておく必要がありますねー

そうなんです!それが意外に大事なことなんですよ!

私は家族に(面倒臭いと言われようと)保険について話し合いの場を設けていますね。

大事なことですから。家族を守るということは、夫婦内だけでなく、

親子間でも共有しておく必要があると思いますよ。

ぜひご家庭でも膝突きわせて話す場を作ってみてください。

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コンサルティング料は高いですけど、

保険に関しての相談がありましたら弊社に来てもらっても大丈夫です(笑)

「情報とせんたく」

☎︎(096)285−3990

HP:http://www.joho-sentaku.com

 

<取材・文  前園 絵吏>