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雨の日の運転と、冠水時に気を付けること

梅雨の影響で、台風大雨と続きましたが、皆さん、被害はなかったでしょうか?

ニュースでは、大雨の映像に驚きを隠せませんでした。

もし、私たちが住む熊本で、氾濫するほどの雨が降り続いた場合、

車はどうしたらいいのでしょうか?

そこで、熊本市南区にあるオートタイヤ熊本の大井社長にお話を伺いました!

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「これだけ雨が降ると、運転の何を気を付けないといけないかというと、

温度が下がりますよね。

車って、温かくないと動かないんですよ。

 

全てのものが、タイヤもそうですけど、温度が上がるとグリップする、滑らなくなる。

車も温かくならないと車が持ってる力を発揮しないんですよ。

ブレーキも温かくないと効かないんですよ。

だから、雨が降ると、早めにブレーキを踏んでください、となります」

 

長雨、ゲリラ豪雨のとき、運転していいのか?判断基準が難しいです・・・

 

「スピードは出さない方がいいのは基本ですよね。

冠水しているときは、なるべく車は動かさない方が良い。

車って空気を吸ってはいてるんですよ。

吸ってるところに水が入ると動かなくなるし。

でも、車を動かしていない状態であれば、オイルを交換して車を直してくれる可能性もある。

なので、なるべくなら、車を動かさないというのが鉄則になります。

車自体は最低地上高で9センチと決まってるんですよね。

手を広げて小指と親指を広げた幅が約9センチなので、これを基準にしてください。」

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車がもしも、冠水してしまったら。

手のひらを広げて、それよりも水が高いようであれば、車は動かさず、

専門家にみてもらうのが賢明ですね。

いざという時に困らないように、予備知識を持っておきましょう。

 

(取材・文 オオハシ益由規)