寒さ厳しいシーズン、つけておくと安心の特約って?!
2月=如月(きさらぎ)と言われるルーツには〝着更着〟
着る物がさらに一枚増える…という説があるそうです。
まさにその通り、とはいえ いつまでこの寒さと仲良くしなくてはならないんでしょう??
1日でも早〜く暖かくなぁ〜れ、と願う この頃です。
さて 今日はバレンタンデー、お世話になった方へのチョコも準備したし
これから取材へ出かけましょう!
取材先は、熊本市中央区水前寺にある会社「情報とせんたく」
代表でFPの吉井靖男さんにお話を伺います
Q)日本各地 寒波が続いていますね。交通機関に乱れが出たり、
雪の重みで建物の天井が落ちたりと色々弊害が出ているようですが、
吉井さんのもとにお客様から情報は届いていませんか?
吉井さん→ええ、大きな被害届がありました。
その方は阿蘇・高森でクリーニング業を営んでいらっしゃるんですが、
この寒さで工場内の大きなパイプが破裂し、
その破裂で預かりものの商品が濡れてしまったのと、
パイプを修理し元どおりにするのに10日間ほどかかり、
その間営業ができなかった・・・という被害でした
ーそれは大きな被害でしたね、保険適用はできたんですか?ー
吉井さん→保険は(もしもの時のために、と)
「破汚損・不足かつ突発的に起こりうることに対する特約」を
つけておいた方がいいですよ、と説明し
火災保険の特約としてお客様がつけていらっしゃったので、
修理費に関しても補償が効きましたし、
休業となった分も少し補填できました。これは大きかったと思います。
以前も、少し火災保険の簡単な覚え方として
か・ば・と・た・こ と説明しましたが、覚えてますか?
か・・・火災(火事)、ば・・・爆発、と・・・盗難、
た・・・台風、こ・・・洪水 のことですね。
これ以外はオプションとして特約でつけることができます。
地震の補償も別付けとして特約でつけるものです。
ここに「破汚損(はおそん)・
不足かつ突発的に起こりうることに対する特約」をつけておけば、
寒さで水道管が凍ってでない、或いは水道管が破裂したときなどに、
修理代が賄えるんです。
ーそれは知らないと損!ぐらいの事実ですよね。特に今回は会社でのケース、
補償が効くことで修繕費だけでなく従業員さんも守ることができるので
メリットが大きかったのではないですか?
この「破汚損・不足かつ突発的に起こりうることに対する特約」は、
法人だけでなく個人の家でもつけられるものなんでしょうか?ー
吉井さん→ええ、もちろんつけられます。
火災保険をされている(個人)ならば、月額プラス数百円で可能です。
法人でもそんなに高い特約ではないので、
つけておかれるほうがいいと思いますよ。
特に寒いシーズンに影響を受けそうなエリアというのがありますからね!
それと、火災保険も どこに住んでいるかで
その比重を見直すことが大事になってくると思いますよ!
九州などは夏場、必ずといっていいほど台風がやってきますよね。
その対策として台風時の被害で◯%まで補償する、
とウェイトを決めておくんです。
決して限度額が100%でなくてもいいと思うんですよ。
例えば 火災の場合・・・この時期、暖房器具や火を扱うのもあって、
火事が起こる可能性って高いですよね。
火事では住む家が焼けてしまって何も無くなってしまう・・・
というリスクがある訳です。
それに対して補償を何%までしておくか、というのは
きちんと決めておいたほうがいいのではないでしょうか?
私は、火災については100%まで補償しておいたほうがいいですよ、
とお客さんに話すようにしています。
この機会に か・ば・と・た・こ の補償内容を
もう一度見直してみるのもいいのではないでしょうか?
特約をつけるかどうかももう一度検討してみてください。
ー吉井さん、火災保険のウェイトを自分でコントロールできる!というのは、
初めて聞きましたー
吉井さん→そうですか、
保険屋さんの中でも(火災保険の内容を)細かくパーセンテージで
決めましょうという方って少ないと思うんです。
ですが、私は「ホームプランナー」としてお客様に近い存在として、
どんなものが必要かというのを常にお伝えしたいんですね。
逆に必要のないものを、毎月払うのはもったいないですよ!
というのも知っていただきたいんです。
必要ない分を、別な形に生かし
〝貯蓄をする〟などの方策にシフトしていければと提案しています。
吉井さんのような頼れるホームプランナーって、
これから本当に重宝されると思います。
お金のこと、保険のこと、家族の人生についても相談できる存在って、
ありがたいですね。
今日もためになるお話、ありがとうございました!!!
〜追記〜
吉井さん、
今週末に迫った「熊本城マラソン」フルマラソンに出場されます
目指すは4時間越え!サブ4とのこと・・・
心からエールを送りますがんばってください
<取材・文 前園 絵吏>