借家のリフォームをスムーズに進めるには?
2月がちょうど4週間だったので、3月は日にち・曜日も(28まで)一緒なんですよね。
月日の過ぎ行くのは早いけれど、その分寒さも和らぎ春めいてきました・・
桜の便りももうまもなく?!でしょう
季節柄か、ついつい運転しながら辺りに咲く花に目を奪われる私・・・
今日も 安全運転で取材先へ行ってきます!!!
ご出演:弁護士法人「田中ひろし法律事務所」
代表弁護士 田中裕司先生(熊本県弁護士会所属)
田中先生、この時季 異動、進学・就職などで住まいを変える方もいらっしゃる一方、
同じ場所に住み続ける方もいらっしゃると思います。
そこでこんな質問を用意してみました。
Q)築20年以上の借家に住み続けている家族が、
隙間風や雨漏りがすることを理由に改修・補修工事を考えている場合、
どういうことに気をつけて進めていけばいいか教えてください。
田中先生:そうですね。
まずは家を借りているという点で「賃貸者契約」を結んでいる訳ですので、
借主と家主さんの立場でいくと改修・補修代は家主さんがもつことになるでしょう。
借主は家主さんに〝ここを修繕してほしい〟という権利があり、
家主さんもメンテナンスしていく義務があります。
Q)建物が老朽化して、工事に結構なお金がかかる場合は どうでしょう?
折半して出すという方法も考えられますか?
田中先生:中にはそのような考え方もあるかもしれませんが。
やはり相談の上で進めた方がいいいのではないでしょうか。
契約上では、家主さんが工事代をもつのがスタンダードですので、
(借主さんが先々買い取る予定があるなど)特例を除いては、
順序立てていった方がいいと思います。
Q)例えば、なかなか家主さんが改修工事のOKを出してくれなかったり、
日頃家にいないので連絡がとれにくいなど理由がある場合、
自分たちで勝手に修繕して住むというのはよくないですか?
田中先生:家主さんがなかなか応じてくれない場合は、
調停で話し合いをもつという方法もあります。
(勝手に修繕して〜というのは)その家は借主さんの物ではないので、
勝手に工事をするのはトラブルの原因になると思われます。
まずは家主さんに掛け合ってみて、相談してみるのが一番だと思いますよ。
その上で、例えばトイレのウォシュレットを交換したり、
台所をガスレンジからIHに変えたりという細々としたことは
家主さんに許可をいただいて買い換えてもいいのではないでしょうか?
それも聞いてみてください。
メモメモ_φ(・_・参考になります
田中先生今日もありがとうございました
最後に、先生がプライベートで関わっていらっしゃる
「くまもと復興映画祭2018」について
2018年4月6日・7日・8日 ー3days開催ー
6日 @二の丸広場
映画監督 行定勲氏がメガホンをとった映画「いっちょんすかん」
初公開〜「うつくしいひと」「うつくしいひと サバ?」に次ぐ続編〜
7日 @菊池市文化会館
映画監督/俳優 斎藤工さん来熊 映画「blank13」公開
8日 @市民会館シアーズホーム夢ホール
俳優 薬師丸ひろ子さん来熊
薬師丸さん出演 映画上映、新進気鋭の映画監督さんの作品多数上映
日にちごとに前売り券あり・当日券もあり
詳しくはhttps://www.fukkoueigasai.jp
「くまもと復興映画祭2018」をご覧ください!
<取材・文 前園 絵吏>