1月29日 「ましきさいがいエフエム」

熊本県には現在、甲佐・益城・御船の3箇所に

被害を受けた方たちへ災害に関する情報などを発信するための

地域限定のエフエム局が臨時開局しています。

 

その中の「ましきさいがいエフエム」は、

益城町の職員やボランティアスタッフの方たちが

少しでも町に住んでいる方に有益な情報をお伝えしたいと、

熊本地震から2週間ほどたった、4月27日から情報を発信されています。

 

昨年、お話を伺ったときは、

地震が起こった当初、水道の復旧や罹災証明書の発行情報など、

生活を行っていく上で必要な身近な情報発信が主だったと仰っていました。

 

現在はどのような情報を発信されているのでしょうか?

今回は、益城町 復興課広報係の田中康介さんにお話を伺いました。

 

tanakasan1.jpg

 

時間は日毎に、お昼と夜に放送されています。

放送内容は、行政情報や益城町に伝わる民話の読み聞かせ、

イベント情報のお知らせ、リクエスト曲などを放送されているそうです。

 

最近は町内の聴者が増えてきたそうで、

リクエストも多くなってきたそうです。

それも、ボランティアの方のお声がけのおかげだと、

田中さんは仰っていました。

 

現在もパーソナリティボランティアの人数は20人弱程度

いらっしゃるそうで、新しい生活を始めながら、

仕事やお子様の学校行事の合間を縫って

色んな方がボランティアに参加してくださっているそうです。

 

最近は災害に関する緊急性のある情報が少なってきたので、

今後は、「ましきさいがいエフエム」を交流の場にし、

違った側面でのラジオの運用を考えているとのことでした。

 

「ましきさいがいエフエム」は、益城町に行けば、

89.0メガヘルツの周波数でどなたでも聞くことができます。

また、スマートフォンなどをお持ちの方は、

アプリ「災害FM」でも視聴できますのでご利用ください。

 

昨年お話を伺ったときに比べ、放送内容も少しずつ

前向きになっているのが嬉しいですね。

 

これからもラジオの放送を通して、様々な交流が増えていって欲しいです。

番組内容

毎週日曜日 9:45~9:55

平成28年熊本地震、そして、令和2年7月豪雨後から取材したさまざまな声をラジオからお届けし、その想いの輪をつなげていきます。
一つ一つの想いに寄り添いながら、熊本の明るい未来へ向かって、一緒に歩んでいきましょう。

with@fmkumamoto.jp
メッセージフォームはこちら>