2月26日 グラウンドを作ろうプロジェクト
益城町でサッカーをしていた少年・少女たちは
これまで使っていたグラウンドが、
地震後、液状化による閉鎖や、仮設住宅の建設、
資材や廃棄物の置き場になるなどの影響で使えなくなっていたそうです。
現在も多くの方が避難所や仮設住宅で生活されている中で、
今後の町の復旧を活動を考えると、
サッカーグラウンドの建設などは必然と
優先順位が低くなっていきます。
そこで立ち上がったのが、
益城町の2つの少年サッカーチームが中心となり、
現在は募金活動などを行っている
「グラウンドを作ろうプロジェクト」の皆さんでした。
今回は、そんなサッカーチームに所属している子供たちのお母さん、
長崎えみこさんと、吉村よしこさんにお話を伺いました。
小学生は今が成長期なので、
身近で安全な場所の提供と、運動が出来る環境が必要です。
行政中心では遅いため、民間が中心となって
場所を提供したいと考えたそうです。
なぜ少年サッカーグラウンドなのかというと、
サッカーグラウンドは長方形(68m×50m)のコートで、
日中はグラウンドゴルフ、幼児の園庭、
放課後はキャッチボールなどの空き地として活用するなど、
小学生を中心に家族や高齢者の方までが様々な用途で
使用することが出来るからだそうです。
もちろん、震災時には一時避難所としての役割も担うことも出来ます。
そういうところまで考えられ、
このグラウンドを作ろうという動きが起こっているようです。
「少年少女」「サッカー」「復興」をきっかけに、
これからも多くの人々が集まり、
ここから元気が生まれるといいですよね。