2月11日 飯野小仮設団地②
今もまだ、9,500人ほどの人たちが暮らしている、応急仮設住宅。
熊本県の16市町村に110団地整備されています。
先週に引き続き、今回も、
益城町の飯野小仮設住宅に住む、草野圭介さんにお話を伺いました。
草野さんは去年の9月まで、飯野小仮設住宅の自治会長をされていました。
慣れない仮設住宅での生活の中、
ご自身の住宅再建や、共同生活をする人たちとの付き合い方など、
去年は悩む1年だったという草野さん。
いま仮設に住んでいる状況は、復興ではなく、復旧している状況。
全ての人たちが仮設住宅から退去し、
住宅再建ができて初めて、復興ができたと言えるのではないか。
そう話されていました。
現在熊本県では、くまもと型復興住宅の整備や、
自力再建への支援を行い、2020年までには、
仮設住宅から新しい住まいへの移行を終える方針です。
1日でも早く復興できることを目指して、
みんなで助け合いながら生活していきましょう。