4月8日 映像ディレクター 久保理茎さん①
かつて、NHK熊本放送局に勤め、 現在はフリーとして、
宮崎に住みながら活動している映像ディレクター、
久保理茎さんにお話を伺いました。
2016年4月16日に発生したマグニチュード7,3の本震。
震度7を観測したのは、観測史上初めて2回同じ地点で起きた、
益城町と、阿蘇のふもとにある西原村でした。
西原村では、地震で建物の6割近くが「全半壊」。
現在も、被災した住民の多くは仮設住宅などの 避難生活を続けられています。
そんな西原村の状況を、地震後、1年以上に渡り撮り続け、
行く行くはドキュメンタリー映画化することを目的とした
クラウドファンディングが行われていることをSNSで知りました。
クラウドファンディングというのは、 趣旨に賛同した方々が、
インターネットを通じてそのプロジェクトを支援し、
そこで資金調達を行うという仕組みです。
今回集めた資金は、追加撮影や音楽制作、
上映関係などの費用として使われるそうです。
支援に協力してくれた人には、
映画のDVDや オリジナル音楽CDなどの返礼品を用意されています。
また今回、映画が完成した暁には、 全ての権利が西原村に譲渡されることになっていますので、
西原村の地震の記録がこれからの村の財産になるはずです。
良ければ是非、「ドキュメンタリー映画西原村」の
クラウドファンディングサイトへアクセスしてみてください。