9月30日 【地震10カ条】について
今月6日に、北海道胆振地方中東部を震源とする地震が発生しました。
最大震度7を記録し、41人の死者を出す大規模な地震。
電気・水道・ガスなどのライフラインが断絶し、
交通インフラも大きな被害を受け、
今なお、多くの方々が避難生活を送っています。
未明に突然起きた地震ということで、
たくさんの方々が恐怖を感じたことと思います。
実際に、一昨年、熊本で地震が起きたときも、
突然の大きな揺れに恐怖を感じ、パニックとなりました。
今日は改めて、地震が起こったときに備えての確認の意味を込めて、
大きな地震が起きても落ち着いて行動できるよう、
災害が発生した直後に、私たちはどのように行動すべきかということについて、
FMKが製作した「保存版 防災パンフレット」の中から、
そこに記載されている【地震10カ条】をご紹介します。
【地震10カ条】
①まず自分の身を守る!
地震の大きな揺れは1分以上。
テーブルや机の下に身を隠し、頭を保護しましょう。
②すばやく火の始末を!
小さな火が、大きな災害の原因になります。初期消火が肝心です。
やけどをしないよう気をつけましょう。
③あわてて外に飛び出さない!
周囲の状況を確かめて、落ち着いて行動しましょう。
(瓦や看板などが落ちてくるので危険!)
④戸を開けて、出口を確保!
とくに中高層住宅では、避難のための出口の確保が重要です。
2次災害を防ぐためにブレーカーを落としてから避難しましょう。
⑤屋外では、危険なものから遠ざかる!
ブロック塀が倒れたり、窓ガラスや看板などが落ちてくることもあります。
⑥百貨店・劇場などでは係員の指示に従う!
大勢の人が集まる場所での災害は、パニックを引き起こしがち。
自分勝手な判断はしないこと。
⑦自動車は左に寄せて停車!
カーラジオの情報を聴いて行動しましょう。
キーは付けたまま、緊急車両の妨げにならないように注意しましょう。
⑧山崩れ、がけ崩れ、津波に注意!
災害が発生しそうな地域の人は、すばやく避難しましょう。
⑨避難は徒歩で、持ち物は最小限に!
自動車を使うと、渋滞を引き起こし、消火・救援救護活動の妨げになります。
⑩デマに惑わされない!
報道機関や市町村、消防、警察などからの情報をキャッチしましょう。
熊本地震からまもなく2年が経とうとしています。
災害はいつどこで起こるか分かりません。
今日ご紹介した【地震10カ条】だけではなく、
改めてこの機会に「非常持ち出し袋」や「備蓄品」など確認してみましょう。