2月10日 草野圭介さん

熊本地震発生から1000日以上が経ち、

益城町で仮設住宅の次の住まいとなる

「災害公営住宅」の完成も進んでいます。

 

しかし、現在もまだ、仮設住宅で暮らしている方もいて、

少し前の新聞には、65歳以上のみが暮らす世帯が

3割を超えていることも報道されていました。

 

仮設住宅に残っている人、住宅再建が進む人、

それぞれの暮らしはありますが、地震から3年が経とうとしている今、

その記憶や想いを次の世代に残す方法を考えている人も

たくさんいるでしょう。

 

去年2018年2月の放送でも紹介した、

益城町にある飯野小仮設団地に住む、元自治会長の草野圭介さん。

 

本日、草野さんたちが行うあるイベントが開催されます。

それは、未来へつなげることをテーマにしたイベント。

 

今回は、そんな草野さんと、園芸店・倉本園芸の倉本憲幸さん、

そして、学生ボランティアスタッフの小濱大貴さんにお話を伺いました。

 

イベントでは、植樹、樹名板の作成、炊き出しなどが行われています。

 

木を植えて、5年後、10年後、その先に

この木の元にみんなで集まって想いを繋げていきたい。

そして、楽しい想い出になるように、何か記憶に残ることをしたい。

 

そんな草野さんの想いに、三菱地所レジデンスの方や、

益城町の園芸店、学生ボランティアスタッフなど、

多くの方を賛同し、今日のイベント開催に向けて準備を進めて来られました。

 

これからも多くの方々によって、

未来が美しいものになっていきそうですね。

番組内容

毎週日曜日 9:45~9:55

平成28年熊本地震、そして、令和2年7月豪雨後から取材したさまざまな声をラジオからお届けし、その想いの輪をつなげていきます。
一つ一つの想いに寄り添いながら、熊本の明るい未来へ向かって、一緒に歩んでいきましょう。

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