24.1.6 あそあそ探検隊
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【ご出演】
今週は、阿蘇草原再生オペレーター組合の事務局である、
NPO法人 九州バイオマスフォーラム 事務局長 中坊真(なかぼう まこと)さんにお話を伺いました。
☆阿蘇草原再生オペレーター組合とは
約17年前に阿蘇の未利用となっている草原の草を活用する農家から構成された団体。
近年、牧野によっては高齢で自分たちでは刈り取れない、誰も利用しない草原ができてきました。
そこで、牧野組合の総合チームの様にして立ち上げられたのが、この組織です。
☆草原の利用
収穫した草(野草)を農家へ販売している。それが、“草ロール”!
1ローは100キロ~120キロほど。そしてそれは大きく二種類に分けられます。
白くラップに巻かれたものは、主に餌用です。巻いてあることで雨にぬれず漬物の様に発酵されるそう。
ラップなしは堆肥用。トマト、アスパラなどの農業に用いると水はけがよいのだそう。
☆阿蘇の草原ロールの価値は?
5年前に佐賀の大学の先生が阿蘇の野草に「善玉菌」を発見。
病気を抑制するその性質は農家に重宝されます。
特に大型の農家さんが利用しており、県内だと山都町、八代、大分の竹田など…
探してみると意外と身近にあるかもしれません。
☆今後の草原ロール利用
現在は阿蘇市で活動しているが、今後は阿蘇全域でやっていきたいようです。
お問い合わせ 草原再生オペレーター組合事務局 0967-22-1013