2025年7月27日「熊本学園大学社会福祉学部の高林秀明学部長」
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伊藤:今日はよろしくお願いします。先生は今年の3月に「災害時代を生きる条件 住民自治・普遍主義・ケア実践」という著書を出版されたんですが、この中で最初に昨年お正月に起きた能登半島地震・津波の体験が書かれています。熊本も豪雨や地震という災害を体験していますが、まず能登半島地震の被災地に行かれた経験からお話をうかがって、それから熊本のお話と今求められている災害支援についてお話をうかがえればと考えています。
高林:はい、わかりました。昨年能登半島地震が起こって非常に厳しい状態でしたので何とか被災地に行けないだろうかと思って、大学院生と一緒に1月12日に金沢経由で能登に入りました。最初避難所に入ったんですが、とにかく環境が厳しくて、真冬で雪もちらついていて。体育館の避難所なんですが50人くらいの被災者が避難していて、新聞紙とかゴザの上に体育マットを敷いて毛布にくるまって休んでいらっしゃいました。私も車中泊覚悟で行ったんですが、被災者の方からどうぞここで寝てくださいと言っていただいたのでそこで3日間宿泊させてもらいましたが、毛布や寝袋にくるまっていても空気に触れている顔の表面に冷気が突き刺してくる感じで、ほぼ寝られずに…
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