ご機嫌いかがですか、千田浩未です。

3/10 会社や組織に勤めていらっしゃる方、会社が、自分のことちゃんと評価してくれている、と感じる時、ありますか?

アメリカ・ミネソタ州にはMinneapolis-St. Paulに大きな空港があるのですが、先月乗り継ぎで僅か2〜3時間いただけでも、空港を良くする工夫の一つに、従業員とその家族を大事にする姿勢があることを強く感じました。
コンコースの真ん中にあったのは、airport customer service heroという、宝石でも飾られてそうな透明のガラスに覆われたボックス。そこには 航空会社勤務のマットさんの名前が、昨年のカスタマーサービスのヒーローとして名前が紹介され、クリスタルのトロフィーが飾られていました。マットは、ある航空会社で、車椅子を利用する乗客の世話を担当。飛行機を利用することがある人であれば、時折、そうした係の人が、機体のすぐ外で、乗客を待っているのを見たことがあるのではないでしょうか?マットは、ある時、末期患者ではあるのだけれど、ミネソタの病院にとどまるのではなく、どうしてもNew Yorkの自宅に戻りたいという高齢の女性のために、しかもその女性、英語が母語ではなかったため、スマートフォンで、その女性の母語を調べてコミュニケーションを取ろうとしながら、ケアした男性でした。この女性は、残念ながらその数週間のちに亡くなったということですけれど、娘さんが、マットの本当に温かみのあるケアに感謝してメッセージを空港に送り、空港がそれを表彰したのでした。
また同じ空港の別のセクションでは、壁一杯に、絵画や工芸品など様々なアート作品が展示されていたのですが、これは、employee art show — 空港で働く人とその家族が参加できる展覧会。仕事としては空港勤めだけれど、実はアーティスティックな才能がある人を、その側面から認め、表彰しようというものでした。世の中、必ずしもみんな、好きなことを仕事にできてるわけじゃないと思うんです。大半は、生活のために、今の仕事してる。けど、実は画がうまい、とか、見事なパッチワークを作れるとか、職場だけではわからない特技がある人って、結構います。で、雇用主である空港がそうした作品を募集して、優秀なものを表彰する、ということで、会社が、多面的に自分を見てくれている、と感じることができるのは、結果的に勤めているところに対する愛着とか誇りに通じるような気がしています。今は終身雇用は、時代遅れで、転職が「普通」なのかもしれないですけれど、会社が勤めている人を、労働力としてだけでなく、多面的に評価すると、ちょっと状況は変わってくるのかも、と感じた、海外の空港での発見でした!

Kumamoto Curio, 提供は熊本での多言語表記を推進するKuma Visit.

今日のBGMは “Keeping Score” by Dan+Shayでした。

番組内容

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2019年にはラグビーワールドカップ2019、2019女子ハンドボール世界選手権大会の開催地となり、翌2020年の東京2020オリンピックにはインドネシアのホストタウンとなる熊本。
海外から訪れる人の増加が見込まれる今、店舗・施設の多言語表記を推進し、熊本の魅力を発信する5分番組。
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