ご機嫌いかがですか、千田浩未です。

6/30 多言語音声翻訳アプリ、VoiceTra ますます進化しています。

海外からの訪問者を眼の前にすると、「外国語は苦手だから」と、ちょっとコミュニケーションを取るのを控えてしまう、というのはよくあること。けれど、中には日本に長く住んでいる外国人もいれば、日本語を勉強中で、実際に使ってみて日本人相手に通じたら嬉しいと思う留学生がいたりするのも事実。そこで、今、注目を浴びているのが「やさしい日本語」と呼ばれる表現です。

「やさしい日本語」が注目を浴びるきっかけになった一つは熊本地震でした。避難所で使われる日本語が十分理解できず、必要な情報を得ることができなかった海外ルーツの人がいた、ということが課題として上がってきたのです。本当なら全ての外国人に対し、その人たちの母語で情報を伝えることが理想ですが、それは流石に難しい。ところが、実は、外国語でカバーするのではなく「やさしい日本語」を用いるということが、より多くの外国人に情報を届けるのに、かなり役立つことがわかってきたのです。また機械翻訳を利用するにしても、漢字や和製英語の少ない、やさしい日本語にしてから、外国語に変換する方が、意味の通る訳文に近づくこともわかってきました。

そこで、先日、熊本商工会議所で開かれた「やさしい日本語」とVoiceTraを組み合わせたセミナーに参加してみたのです。国の研究機関NICTが開発した無料アプリで、31言語も翻訳可能なVoiceTraの便利さは、この番組でも以前ご紹介しましたけれど、今回のセミナーで学んだのは、固有名詞を使って利用される回数が増えれば増えるほど、データが蓄積され、固有名詞として認識されやすくなる、ということ。例えば、高森にある「上色見熊野座神社」って、まだまだマイナーな固有名詞だと思うのですが、なんとVoiceTra、上色見熊野までは、英語でちゃんと訳してくれます。流石に座席の「座」座る、と書いて、「います」と読まなければならない部分は難しいようですが、上色見熊野神社まで訳せるってすごいことだと思いますし、熊本市現代美術館もちゃんとCAMKって訳してくれます。そうした場所に行きたくて、このアプリを利用した海外からの観光客が随分いたに違いありません。今年の秋、ラグビーワールドカップが開催されるまでには、フランス語の語彙も増えていることを期待しつつ、VoiceTra 海外からのお客さんに対応することを考えいるお店にはぜひオススメのアプリです!

Kumamoto Curio, 提供は熊本での多言語表記を推進するKuma Visit.

今日のBGMは “Heart Don’t Break around Here” by Ed Sheeranでした。

番組内容

熊本を “visitor-friendly"(訪れる人に優しい)地域に!
2019年にはラグビーワールドカップ2019、2019女子ハンドボール世界選手権大会の開催地となり、翌2020年の東京2020オリンピックにはインドネシアのホストタウンとなる熊本。
海外から訪れる人の増加が見込まれる今、店舗・施設の多言語表記を推進し、熊本の魅力を発信する5分番組。
クラウドファンディングにより、リスナーの応援が作る新しいスタイルのプログラムです!

curio@fmkumamoto.jp
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