ご機嫌いかがですか、千田浩未です。

6/9 親から子どもを引き離すのは、動物だと人間ほど、辛くないのかどうか、ご存知ですか?

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親から子どもを引き離すのは、動物だと人間ほど、辛くないのかどうか、ご存知ですか?

塾の学生に「動物園って、デートコースとして、あまり失敗しない選択肢だと思うよ」って紹介することがあります。動物たち見てると、気持ちが優しくなって、救われたように思えて。で、きっとそういう風に感じる人、少なくないから、愛知県の豊橋総合動植物園が、雄と雌2頭のライオンが優しく目を閉じて、顔を近づけ、寄り添うポスター作りました。メッセージは「だめになりそうなときは きっと ここにおいでよ」。ポスターが作られたのは、3月。自殺対策強化月間でした。「辛いとき、どこへ行けばいいのかわからなくなったとき、立ち寄れる場所、それも動物園の新しい役割なのでは、と考えたんです」と園長さん、語ってらっしゃいました。

そして、熊本。先月赤ちゃんライオンが誕生しました。お父さんライオンのサンは、熊本地震の時、檻にヒビが入ったため、大分のアフリカンサファリに受け入れていただいていたのですけれど、避難生活の中で、メスのクリアと仲良くなり、去年、クリアはサンと一緒に熊本に来てくれました。そして5月生まれた3頭の子供たち。誕生のニュースを聞いた時、とっても嬉しかったですし、今月一般公開される見込み、というのも楽しみでした。ところが更にニュースを読むと、赤ちゃんは3ヶ月後くらいまでにはサファリ側へ移すことが検討されているということ。「エ!」って感じでした。熊本動植物園では、大人のライオン2、3頭しか飼えない檻の広さだから、というのがその理由のようで、確かにそうかもしれないのだけれど、そしたら、サンとクリアは、自分の子ども、皆連れていかれることになってしまう。手塚治虫の「ジャングル大帝レオ」とか「ライオンキング」に触れてきた人間としては、親子が引き離される辛さあるんじゃないか、って想像してしまい、冒頭の「動物は人間ほどは辛くないのかなあ」という問いになってしまった次第です。

ポスターになった愛知豊橋のライオンのうち、雄のハヤテは5月に20歳で亡くなって、1歳年下の雌オトが残されました。二頭で寄り添った人生が、人の命を救ってくれたかもしれない、って思うと、ライオンが、どのくらい感情を持っているのかわからないし、サンを避難させて大切に世話してくださったアフリカンサファリに感謝しつつも、赤ちゃんライオン、クリアとサンに1頭くらい残せないのかな、って考える今日この頃です。

Kumamoto Curio, 提供は熊本での多言語表記を推進するKuma Visit.

今日のBGMは “In Case You Didn’t Know” by Brett Youngでした。

番組内容

熊本を “visitor-friendly"(訪れる人に優しい)地域に!
2019年にはラグビーワールドカップ2019、2019女子ハンドボール世界選手権大会の開催地となり、翌2020年の東京2020オリンピックにはインドネシアのホストタウンとなる熊本。
海外から訪れる人の増加が見込まれる今、店舗・施設の多言語表記を推進し、熊本の魅力を発信する5分番組。
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