映画「#ハンド全力」

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キネマのススメ


毎週火曜日にお送りしています、「キネマのススメ」。
松村奈央が選んだ映画をご紹介しています。
今日は、今週金曜日、7月24日から、熊本で先行上映される「#ハンド全力」をご紹介します。
 
この映画は、去年、熊本で行われた「女子ハンドボール世界選手権大会」の公式タイアップ映画。
世間的にはちょっとマイナーなスポーツである、ハンドボールの楽しさや面白さを、広く伝えるのを目的に作られた作品です。
目的はそうなんですが、それを置いても、かなり面白い作品になっています。
 
舞台は、もちろん熊本。益城町の仮設住宅に住む高校生、清田マサオは、幼馴染みの岡本と、スマホをいじるだけの無気力な毎日を送っていました。
ある日、マサオは震災で離ればなれになってしまった親友のタイチと仮設住宅前でやった、3年前のハンドボールの写真をSNSに何気なくアップします。
すると思いがけず、熱いコメントが続々とつくように。
それに気を良くしたマサオと岡本は、「#ハンド全力」とつけて見せかけだけ頑張る、ハンドボールの写真をアップしはじめると、全国からさらに善意が集まり、大きな反響を呼ぶようになります。
マサオと岡本は、SNSをさらに盛り上げるため、廃部寸前の男子ハンドボール部に入り、部長とともに部を再建していくのですが…
 
主人公のマサオを演じるのは、”こども店長”で一躍話題になった、子役出身の加藤清史郎。
18歳に成長した彼が、ハンドボールを通して、少しずつ成長していく高校生を好演しています。
また、幼馴染みの岡本役の、醍醐虎太郎、彼は、大ヒット映画「天気の子」で主人公・森嶋帆高の声を担当していた注目の俳優です。
 
その他にも、離れてしまったマサオの親友・タイチ役の、甲斐翔真、男子ハンド部部長の、佐藤緋美、部員の鈴木福、女子ハンド部部員役の蒔田彩珠、芋生悠など、ネクストブレイクが期待されるフレッシュな若手俳優が集結!
ふせえり、田口トモロヲ、安達祐実などのベテランが、彼らをあたたかくバックアップしています。
 
監督は、「私たちのハァハァ」、「アズミ・ハルコは行方不明」などで知られ、2年前の「くまもと復興映画祭」で上映された74分ワンカットで撮影された話題作「アイスと雨音」も好評だった、松井大悟監督です。
 
全編熊本オールロケ、ということで、画面に映るのは知っている風景だらけですし、(舞台となった国府高校は、女子の制服もそのまま使用!)監督が北九州出身で、熊本出身のキャストが多いこともあり、役者たちの熊本弁がとにかく自然でビックリします。
またSNSを使ったストーリー展開も、最近の情勢を連想させるもので、SNSとの付き合い方も、改めて考えさせられます。
 
一時は、来年の公開も考えたそうですが、暗いニュースの多い今だからこそ、見てほしい、という気持ちを込めて、公開を決定したんだとか。
「どうにもならないことを どうにかしていこう」と奮闘する高校生たちの姿からぜひ元気をもらってください!
 
なお、この映画の入場料や映画物販の売り上げの一部は、今回の豪雨災害の被害者に寄付するそうです。詳細は、ホームページをご確認ください
 
今日ご紹介した映画、「#ハンド全力」は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ 熊本サクラマチ
で、今週金曜日、7月24日から、熊本先行上映、7月31日から全国公開となります。
 
「#ハンド全力」オフィシャルサイト
 
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