映画「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」

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キネマのススメ

 
毎週火曜日にお送りしています、「キネマのススメ」。
松村奈央が選んだ映画をご紹介しています。
今日ご紹介するのは、現在公開中の「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」です。
 
この映画は、1970年代のハリウッドを舞台にした、いわゆる業界物のコメディ。
ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマンというアカデミー賞を受賞のハリウッドの3大レジェンド名優が共演していることでも話題の映画です。
 
では、そのストーリーをご紹介しましょう。
B級映画プロデューサーのマックスは、ギャングのレジーからの借金に頭を悩ませていました。
そんなマックスは、借金返済のための、悪魔のようなアイデアを思いつきます。
それは、主演スターに高額な保険金をかけ危険なスタント撮影での死亡事故で保険金を手に入れる、というもの。
マックスがターゲットにしたのは、老人ホームで自堕落に過ごしている往年の西部劇スター、デューク。
レジーから、さらなる出資を得て、”絶対に完成させない”西部劇の撮影をスタートさせます。
撮影中にデュークに死んでもらうことを目的に、映画製作は進みますが、思いのほかデュークはしぶとく、撮影は順調に進んでしまいます。
果たして、デュークの運命は?そして映画はどうなるのでしょうか?
 
借金に悩む映画プロデューサー・マックスを、ロバート・デ・ニーロ、映画好きのギャングのレジーをモーガン・フリーマン、往年のスター・デュークを、トミー・リー・ジョーンズが演じています。
監督と脚本は、デ・ニーロが主演したコメディ「ミッドナイト・ラン」の脚本で知られるジョージ・ギャロ監督です。
 
この映画が生まれたきっかけは、ギャロ監督が18歳のころに観たハリー・ハーウィッツ監督の自主映画「The Comeback Trail」。
ハーウィッツ監督は、1970年代~80年代に多くのB級映画を手がけ、カルト的な人気がありましたが、この「The Comeback Trail」は劇場公開されたことがなく、”幻の映画”と言われていたそうです。ラッキーにも見ることができたギャロ監督は、長年、この映画をリメイクしたいと願っていました。
そして、なんと彼は、偶然出会ったハーミッツ監督の未亡人と意気投合して、リメイク権を獲得。
ロバート・デ・ニーロから、「何か愉快な作品をやりたい」と言われたことをきっかけにこの映画が生まれたそうです。
 
元ネタがB級の、”愉快な映画”ということで、名優3人が、身体を張ったドタバタコメディを、楽しそうに演じているのが印象的。
登場人物たちは、アカデミー賞なんかまったく縁のないB級、C級映画を作っている主人公たち。
そんな彼らが「いつかアカデミー賞撮りたいなー」と夢見ているシーンは、爆笑ものです。
「あんたたち、実際は、3人ともアカデミー賞、とってるでしょー」とスクリーンにツッコミを入れたくなる名場面です。
 
また、映画のあちこちに、名作映画のオマージュを挟んでいるところも、
映画ファンをニヤリとさせてくれます。
B級映画好きはもちろん、笑ってスカッとしたい!という方にもおススメの1本ですよ!
 
今日ご紹介した映画、「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」は、
◼️Denkikan
で、現在上映中です。
 
「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」オフィシャルサイト
 
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