映画 「夏への扉 ―キミのいる未来へー」

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キネマのススメ


毎週火曜日にお送りしています、「キネマのススメ」。
松村奈央が選んだ映画をご紹介しています。
今日は、現在公開中の「夏への扉 ―キミのいる未来へー」をご紹介します。
 
この作品は、いまから60年以上前に発表されたSF界のレジェンド的小説ロバート・A・ハインラインの名作小説を、世界で初めて実写映画化した話題作です。
小説の舞台だったロサンゼルスを東京に移して、日本映画として制作。
原作小説を知っている人にも楽しめる工夫がされています。
 
では、どんな内容なのか、少しご紹介しましょう。
主人公は、1995年の東京で、ロボット開発に従事する将来有望な科学者、高倉宗一郎。
亡き父の親友で養父でもあった松下の会社で、彼の遺志をつぎプラズマ蓄電池の完成を目前にしていました。
早くに両親を亡くした宗一郎にとって、自分を慕ってくれる松下の娘、璃子と、愛猫ピートは大切な存在でした。
そんな中、彼は、共同経営者と婚約者に裏切られ、人体を冷凍保存する装置、コールドスリープに入れられてしまいます。
目覚めたのは、30年後、2025年の東京。
開発中だったロボットや蓄電池は奪われ、璃子は謎の死を遂げていました。
全てを失った宗一郎は、人間そっくりのロボットの力を借り、璃子を救うために、再び1995年に戻ることを決意します。
 
主人公の宗一郎を演じるのは、行定勲監督の「劇場」や大作映画「キングダム」でお馴染みの、人気俳優、山崎賢人。
彼を慕うヒロイン・璃子を、朝ドラ「おかえりモネ」も話題の、清原果耶(きよはら・かや)。
映画オリジナルのキャラクターであるロボット・ピート役を、藤木直人が演じます。
監督は、「ソラニン」、「フォルトゥナの瞳」の、三木孝浩監督です。
 
映画の原作小説「夏への扉」は.タイムスリップものの先駆として知られていて、あの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の元ネタにもなっています。
そしてもう1つ、この作品の大きなポイントが、主人公の愛猫ピート。
その愛らしさ、存在感の大きさから、猫好きの間では、“猫小説の代表”としても有名で、原作者のハインラインも、序文で「世のすべての猫好きに、この本を捧げる」と書いているほどです。
今回の映画でも、猫のピートのキャスティングはかなり厳格で、寄りの表情担当に、パスタちゃん。アクション担当に、ベーコンちゃんとそれぞれ分担して撮影されています。
このシーンはパスタかな?ベーコンかな?なんて考えながら見るのも楽しいですよね。
 
また、猫じゃないもう1つのピート、藤木直人演じるロボットのピートも見どころの1つ。
未来で目覚めた宗一郎のよき相棒として、絶妙な掛け合いを見せてくれますよ。
 
舞台を現代の日本にアレンジしていることもあり、SFにあまりなじみのない方でも、入りやすい作品になっています。
原作のファンの方も、小説を読んだことのない方にもおススメの1本です。
ぜひ、ごらんになってください!
 
今日ご紹介した映画、「夏への扉 ―キミのいる未来へー」は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHOシネマズ 宇城
■TOHOシネマズ 熊本サクラマチ
■イオンシネマ熊本 で、現在上映中です。
 
「夏への扉 ―キミのいる未来へーオフィシャルサイト

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