毎週火曜日にお送りしています、「キネマのススメ」。
松村奈央が選んだ映画をご紹介しています。
今日ご紹介するのは、現在公開中の「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」です。
この作品は、南勝久の人気コミックを、岡田准一主演で実写映画化し、大ヒットした「ザ・ファブル」の第2弾。
原作ファンの間で1番泣けるエピソードとして知られる宇津帆編の映画化です。
では、そのストーリーをご紹介しましょう。
タイトルの「ファブル」というのは、主人公の殺し屋につけられた“あだ名”で、その超人的な戦闘能力の高さから、“寓話”とか“伝説”“神話”という意味の「ファブル」と呼ばれています。
どんな相手でも6秒以内に仕留める、伝説の殺し屋・ファブル。
前作で「1年間誰も殺さずに一般人として生きること」をボスから命じられ、佐藤アキラという偽名で、相棒のヨウコとともにごく普通の兄妹として暮らすことになりました。
彼らが暮らす町では、「子供たちを危険から守る会」というNPO団体があり、宇津帆という男が代表をつとめていました。
しかし彼は、裏では緻密な計画で若者から金を巻き上げて殺害する危険な顔をもっていたんです!
しかも宇津帆はかつて弟を殺したファブルに恨みを持ち、凄腕の殺し屋・鈴木とともに、復讐を画策していました。
一方、ファブルこと、佐藤アキラは、4年前の事件で出会った車いすの少女・ヒナコと再会するのですが・・・
佐藤役の岡田准一、相棒のヨウコを演じる木村文乃、ボス役の、佐藤浩市といった、前作からのキャストに加えて、ファブルの宿敵、宇津帆役に、「SP 警視庁警備部警護課第四係」で岡田准一とコンビを組んだ、堤真一が参加!
さらに、キーパーソンとなる少女・ヒナコ役に、「さんかく窓の外側は夜」の平手友梨奈、凄腕の殺し屋・鈴木に、「るろうに剣心 最終章 The Beginning」の安藤政信が扮し、一段とパワーアップ!
監督は、前作に引き続き、江口カン監督です。
また今回も、主演の岡田准一が、「ファイト・コレオグラファー」という役職で、スタント演出を担当。
中でも、団地丸ごと一棟使ってのアクションは、日本映画ではほとんどお目にかかったことのない、大がかりなもの。
地上7階建て、高さ18メートルの位置に設置させた足場を爆破させ、崩れていく中を縦横無尽に駆け抜けるアクションは、ぜひスクリーンで体験してほしい大迫力のシーンになっています!
思い切り笑えて、本格的なアクションシーンも楽しめる、爽快な1本です!
ぜひ、映画館でごらんください!
今日ご紹介した映画、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHOシネマズ 宇城
■TOHOシネマズ 熊本サクラマチ
■ユナイテッド・シネマ熊本
■イオンシネマ熊本
■熊本ピカデリー
で、現在公開中です。
「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」オフィシャルサイト
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