企業にまつわる気になる疑問を解決する「会社のヒミツ」。
今日は「薩摩蒸氣屋」のヒミツに迫ります。
「薩摩蒸気屋」は、昭和63年に設立されました。
鹿児島市にあります。
美しい日本の四季と歴史の中で育まれてきた民族の味「和菓子」。
この素晴らしさを後世に継承していく仕事、
わかりやすく言えばお菓子屋さんということで、
今日お話を伺ったのは、薩摩蒸気屋 販売部の江良伸暁さんです。
Q1.「薩摩蒸気屋」という社名の由来を教えてください。
「薩摩蒸気屋」の社名の由来ですが、弊社では「かるかん饅頭」や
「かすたどん」等、蒸したお菓子を製造しております。
蒸菓子において鹿児島随一のメーカーになると言う思いも込めて、
「薩摩蒸気屋」と言う社名になりました。
Q2.「薩摩蒸氣屋」は、どんなイメージの会社を目指しているのですか?
・ お客様に品物を提供するだけでなく「幸福」を提供する事の出来る会社を目指しております。
・美味しい物を食べると笑顔が生まれます。
笑顔のあふれる人には自然と良いことが舞い込んできます。
来店して頂いたお客様に「幸福」が訪れるように私たちは日々お菓子の製造、
および接客に力を入れております。
Q3.「薩摩蒸氣屋」と言えば「かるかん」が有名ですが、
鹿児島の伝統お菓子「かるかんの由来をお願いします。
どのくらい昔からあるお菓子?
「かるかん」の由来は諸説ございますが、軽い羹という意味です。
歴史は古く350年以上前の江戸時代の鹿児島の郷土史「御献立留」に
既に名菓「かるかん」の名前が登場しております。
当時としてはごく限られた階級だけしか口にすることは出来ず、
まさに殿様菓子であったと思われる。
弊社の天文館店と中央駅前店の2店舗は「かるかん本舗」を名乗らせて頂いております。
駅前店には“かるかん工場”を構えており実演販売を実施しております。
工場で作った「かるかん饅頭」の中に控え目なこしあんが入っており、
かるかん生地本来の味を損なうことなく美味しく召し上がる事が出来ます。
Q4.「薩摩蒸氣屋」の歴史の中でもっともヒットした商品は何ですか?
その商品は、いつごろどんなきっかけで誕生した商品ですか?
累計でどのくらい売れた商品ですか?
・ 「薩摩蒸氣屋」のヒット商品に「かすたどん」がございます。
約20年前にもっと多くの方に薩摩蒸気屋の商品を知って頂きたいという
思いから開発されました。
・ 「かすたどん」とは、ふわふわしたスポンジ生地の中に
とろとろのカスタードクリームの入ったお菓子です。
洋菓子っぽくて紅茶、牛乳にも合います。
あっさりとした甘味ですので老若男女問わず多くのお客様からの支持を受けております。
連日多くのお客様が袋いっぱいにお買い求めになります。
Q5.上記商品の開発ポイントがあれば教えてください。
・ 好奇心を常に持っている事だと思います。
開発に携わっている者と話をしますと様々な物事に興味を持ってアンテナを
張り巡られております。
また新しい物だけでなく古い物・歴史にも興味を持つ事で良いアイディアが
生まれてくるのだと思います。
・ 名称にしても「かすたどん」とインパクトのあるネーミングだけでも
多くの観光尺に圧倒的なアピール力を誇っているかと思います。
Q6.そのほか、オススメの商品、イベント、
サービス、キャンペーンなどPRしたい案件があればお願いします。
「薩摩蒸氣屋」では「かるかん饅頭」「かすたどん」以外にも
「焼どうなつ」と言う商品を取り扱っております。
味も「こがしバター」「苺」「チョコ」「ごま」と4種類取り揃えております。
油で揚げずに焼いて製造しておりますのでので、ヘルシーで低カロリーな商品です。
こちらの商品も老若男女問わずに人気の商品となっております。
詳しくはここ↓