ラジオ局エフエム・クマモト「FMK Morning Glory」の番組ブログ
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「山うに豆腐」


2015/12/30 10:25

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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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このコーナー『やさしいごはん』では
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
 
5週目の今日はスペシャル・ゲスト・バージョンです。
今日のゲストは、『五木屋本舗』橋本久美香さんです。
 
Q@お名前を教えてください。
 
(お名前)橋本久美香
(所属社名・役職)専務
(プロフィール)五木村に嫁いで27年、4人の息子を育てあげた49歳母です。五木村が大好きです。
 
QA『五木屋本舗』の基本情報を教えてください。
 
所在地:熊本県球磨郡五木村丙635番地3
電話番号:0120-096-102
HP:www.itsukiyahonpo.co.jp
 
QB「五木屋本舗」は、「山うにとうふ」で有名ですが、どんな食べ物なのか、まずはその由来を教えてください。
 
豆腐の味噌漬
口伝えによると、源氏との戦いに敗れた平家の落人が、たどり着き住み着いたのが約八百年前。
落人討伐のため九州を下る源氏の目を逃れながら貧しい生活を送る中で、
保存食として作られたのが「豆腐の味噌漬」だとされております。
夏は短く、厳しい冬が訪れる生活を生き抜く術として、先人たちが着目したのは大豆。
古くから焼き畑農業が行われていたこの地で、大豆は焼き畑で収穫できる主要な産物だったと考えられます。
「畑のお肉」と言われるほどタンパク質とビタミンを豊富に含み、
アミノ酸バランスも優れた植物性食品の大豆は、まさに「元気の源」。
先人たちの知恵が集約された万能保存食「豆腐の味噌漬」は、
今日まで代々受け継がれているのです。
 
山うにとうふ
その「豆腐の味噌漬」を現代風にアレンジ。
大豆密度を極限まで高めた五木堅豆腐を、深い甘みを生む秘伝のもろみ味噌に漬け込み、
じっくりと時間をかけて長期熟成発酵。
豆腐とは想えぬ濃厚な味とまろやかな食感が「うに」に似ていることが名前の由来です。
 
山うに冷凍カット盛り付け.jpg
 
QC「山うにとうふ」は、どんな味の食べ物なんでしょうか?五木屋本舗の商品へのこだわりなどありますか?
 
【五木堅豆腐】
一般的な豆腐の、約4倍もの大豆を使って搾る濃厚な豆乳を型に流し、
強く圧力をかけて水分を極限まで搾り出し。
大豆密度を極限まで高めた豆腐が完成。
 
【もろみ味噌】
独自のブレンドで深い甘みを生む秘伝のもろみ味噌は、
八百年間受け継がれてきた製法を、熟練の技術で継承。
もろみ+味噌=豆腐との相性抜群。
 
【仕込み】
端を持っても崩れない五木堅豆腐。
社内独自の厳密な基準をクリァしてはじめて、秘伝のもろみ味噌による漬け込みの開始。
 
【長期熟成発酵】
味の決め手となる秘伝のもろみ味噌を存分に吸収。
じっくりと手間ひまをかけて長期熟成発酵させれば、豆腐とは思えぬ濃厚な味にたどり着きます。
 
【山うにとうふ】
気の遠くなるような製法でようやくたどり着く、日本を代表する万能保存食。
八百年伝承「豆腐のみそ漬」の、時代を超越した食感と味をぜひご堪能ください。
 
QD「山うにとうふ」を使ったレシピを教えてください。
 
・もろきゅう
きゅうりに適量をつけて。
 
・パスタ
山うにとうふと豆乳を5対5で混ぜ合わせ、ゆでたパスタにからめる。
 
・焼きおにぎり
おにぎりに厚めに塗って、オーブントースター等でこんがりと。
 
・ゆでたまご
半分にカットしたゆでたまごの黄身を少しずらし、空いた部分に山うにとうふをマヨネーズ感覚で入れます。
 
・たまご焼き
山うにとうふをたまご焼きで巻く。
 
QE「山うにとうふ」を食べたい人はどうすればいいですか?
 
五木屋本舗通販
電話:0120-096-102
WEB:五木屋本舗検索
 
五木屋本舗店舗
本店五木村丙635-3土会平(つてひら)
(五木屋本舗工場隣接店舗)
 
honsya201311[1].jpg
 
五木久領庵(くりょうあん)
五木村道の駅となり
(1Fお買い物処2Fそば屋)
 
kuryouan201311[1].jpg
 
熊本城店 熊本城彩苑
 
熊本駅店 熊本駅新幹線口えきマチ1丁目
 
QFこれまでの活動を通じて、印象的なエピソードなどあれば教えてください。
フランスで「フォアグラみたいで美味しい」「ヘルシーな謎の食品」と高評価。
 
五木屋本舗は、フランス・パリで開催されました物産展に参加。
6月26日から28日まで、フランス・パリのマレ地区で開催された
「セ・ボン!ル・ジャポン(いいね!日本)」展に出展。
フランス語のパンフレットを作製し、「山うにとうふオリジナル」と
「スモーク豆腐チーズ」の2種を試食販売致しました。
チーズの本場であるフランスは、近隣の国と陸続きであるため多国籍の観光客が多く集まる観光立国。
古くから食と味に長けた人々が多いことで有名なこの地で、
はたして弊社商品は受け入れられるのか、大きな不安がございました。
フランス語はおろか、英語も満足に話せない私どもでの接客は、簡単ではありませんでしたが、
試食を手渡した海外のお客様が、「山うにとうふ」を口にする時の驚きと笑顔の表情は、
商品への上々の反応を把握するに十分の内容。
「植物性由来なのに乳製品のようななめらかさ。ヘルシーで美味しい」「フォアグラみたい」といった言葉も頂き、
さらに、「謎の日本食品が販売されていると聞いて、来てみた。フランスで購入できる店は無いのか?」
といった、商品に対する問い合わせも受けるなど、
販売するスタッフも驚くほどの高評価を頂戴いたしました。
 
今回の渡仏で、私どもは「美味しさに国境はない」ということを、身をもって体感致しました。
先人たちの手で長年伝承されてきた「豆腐の味噌漬」がこの山里・熊本県五木村に存在していたからこそ、
私どもはフランスに渡り、PRが行えたのです。
「豆腐の味噌漬」という素晴らしい宝が五木村で伝承されていたことに感謝しながら、
今後も美味しい豆腐づくりに努めなければならないと身を引き締めた次第です。
 
QG今後の夢などありますか?
 
5年後の2020年東京オリンピックに向けて、新商品づくりに頑張っています。
 
QHPRしたいことなどあれば、お願いします。
 
スモーク豆腐チーズ70g648円
燻製庫からの窯出しの瞬間誰もが豆腐とは想像しない
 
「豆腐=和」のイメージを根底からくつがえすため、
五木屋本舗が熟練の技術を結集して生み出した「スモーク豆腐チーズ」。
豆腐を「燻す」ことで、豆腐の可能性を極限まで引き出した結果、豆腐とは想像出来ない、
塩味と甘味が同時に広がる、唯一無二の珠玉品に仕上がりました。
上質なワインやシャンパンなど、洋酒との相性が抜群の一品です。
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