ラジオ局エフエム・クマモト「FMK Morning Glory」の番組ブログ
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映画「竜とそばかすの姫」


2021/07/20 10:25



毎週火曜日にお送りしています、「キネマのススメ」。
松村奈央が選んだ映画をご紹介しています。
 
今週から、いよいよ夏休みの学校も多いですよね!
そこで、夏休みにおススメしたいのが、今日ご紹介する細田守監督の最新作、「竜とそばかすの姫」です。
 
細田監督といえば、2006年に公開された「時をかける少女」以来、”ポスト宮崎駿”といわれ、その作品が国内外で高い評価を受けてきました。
「おおかみこどもの雨と雪」、「バケモノの子」、「「未来のミライ」とヒットを重ね、今回が、長編7作目の監督作品。
今回の作品「竜とそばかすの姫」は、その「時をかける少女」以来久々の女子高生が主人公で、インターネット空間の仮想世界を舞台にした、超話題作です!
 
では、そのストーリーをご紹介しましょう!
高知県の自然豊かな町で暮らす、17歳の女子高生、すず。
幼いころに母を事故で亡くし、父と2人で暮らしている彼女は、歌うことが大好きでしたが、母を亡くしたことをきっかけに、歌うことができなくなり、心を閉ざすようになっていました。
ある日、すず は友人に誘われ、全世界で50億人以上が集う仮想世界「U」に参加することになります。
「ベル」というアバターで入り込んだ彼女は、仮想世界では自然に歌うことができ、心に秘めていた歌を歌うことで、あっという間に注目される存在になっていきます。
そんな彼女の前に、仮想世界で恐れられている、竜の姿をした謎の存在が現れます。
 
主人公、すずの声を演じるのは、シンガーソングライターとして活躍する
中村佳穂(なかむら・かほ)。数年前から細田監督とは交流があったそうですが、今回、オーディションで大抜擢!
劇中歌で歌声を披露しているほか、一部作詞などもつとめています。
そして、謎の存在「竜」の声を演じるのは、佐藤健。
このキャスティングはシークレットにされていましたが、公開直前に発表され、大きな反響を呼んでいます。
また、すずの友人役に、「YOASOBI」の幾田りら、成田凌、染谷将太など、豪華な顔触れが参加。
 
参加スタッフも豪華で、すずの仮想世界のアバターである、
「ベル」のキャラクターデザインを、「アナと雪の女王」や「ズートピア」などで知られるジン・キムが担当していることも話題です。
 
細田監督が大きな影響を受けたという、18世紀のフランスで生まれた物語「美女と野獣」を、”インターネットの世界でやったらどうなるか”という発想で作り始めたという、「竜とそばかすの姫」。
先週閉幕した「カンヌ映画祭」でワールドプレミアされた際、大きな喝さいを浴び、ニュースになりましたよね。
 
新たな才能とともに、最新の技術で作られた細田監督の最新作。
ぜひ、大きなスクリーンでごらんください!
 
今日ご紹介した映画、「竜とそばかすの姫」は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHOシネマズ 宇城
■TOHOシネマズ 熊本サクラマチ
■ユナイテッド・シネマ熊本
■イオンシネマ熊本
■熊本ピカデリー で、現在公開中です。
 
「竜とそばかすの姫」オフィシャルサイト
https://ryu-to-sobakasu-no-hime.jp/
 
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