「ひと」「もの」「こと」に関わるさまざまなトピックを切り取っていくインタビュー「月曜対談」。
今年3月に惜しまれながらも閉店した第二空港線沿いの「ホットドッグ四ツ葉」さんが、9月18日からイベント出店を中心に復活!
後継者である村上舞さんにお話を伺いました。
● ご出演者のプロフィール
名前(ふりがな): 村上舞(むらかみ・まい)
所属・肩書き: キッチンカー九州ラボ代表
Q1 最初に「ホットドック四ツ葉」の基本情報について教えて下さい。
正式名称→ホットドッグ四つ葉令和3年10月1日正式オープン
主な販売先→移動販売のため県内を走り回りますお知らせはインスタグラムで発信しています
問い合わせ先→096-384-0141
Q2 第二空港線沿いで今年3月まで営業されていた「ホットドッグ四ツ葉」さん。
このたび、キッチンカー製作を行われているバランスモータースの村上舞さんが販売を引き継がれました。
まずは村上さんご自身のことを教えて下さい。
もともと、11年建築の仕事をしていましたが副業で始めた飲食店の魅力に取りつかれ料理の道に転職しました。
料理を作るだけでなくサービス業にも興味があったため料理教室にて8年間教室運営に携わっていました。
その後、上通の飲食店にて料理の仕事へ。
そこで地産地消をモットーに様々な経験をさせていただきました。
その時から、大好きな熊本の野菜を使ったキッチンカーに興味を持っていました。
その後さまざまなご縁があり、なぜか自動車販売の仕事をすることに。
そしてこれも不思議なご縁である女性からキッチンカーの製作というお仕事の依頼をいただいて本格的にキッチンカーの製作を始めました。
そうしているうちに、お客様のニーズが車の購入だけではないと気づき、自身でもキッチンカーの運用もして、最先端の情報をお客様に届けたいと思いカレー屋さんを始めました。
Q3「ホットドッグ四ツ葉」さん。
5年間、手作りのホットドッグを販売していてファンも多いお店でしたが、1度閉店後、なぜこの度の販売再開が実現したのでしょうか。
その経緯について教えて下さい。
キッチンカーでカレーを販売始めると、やはり最初の課題は出店先でした。
その時にスタッフの意見で、元四つ葉さんが営業されてた益城の場所に行きたいと!
あそこはだめだろう・・・・・とダメもとで聞いたところなんとOKが出ました。
それで四つ葉ホットドッグの先代にご挨拶に行き,お隣でいいでしょうか?とお願いしたところお互いマナーば守ってくれればよかよ。と言ってくださいました
もちろん最初は怖かったです(笑)
その後、ホットドッグ四つ葉さんが閉店されたと聞いて驚いていたところ後継者がいればね・・・とお話しされていたのを聞いて、もったいない~と思っておりましたがよく考えてみたら、私だったらキッチンカー作れるし料理もできる・・・・熊本のキッチンカーの元祖を無くすのはもったいない!なら私しかいなくない????と勝手に盛り上がり、立候補しまいした。
最初はもちろん怪訝な顔をされていましたが。何回か話をしていくうちに、キッチンカーでの仕事ぶりを見ておられた時に、お客様に笑顔で挨拶をするとか会話ができる、といったお客様への態度で、譲ってもいいなと思ってくださった様です・
Q4 長年営業されていた老舗人気店の看板を引き継ぐというのはプレッシャーもあられたことかと存じますが、跡を継がれる決断をされたキッカケはなんだったのでしょうか。
きっかけはもちろん、もったいないとかあの車のデザインがかわいいとかそんなところだったのですが、ホットドッグの作り方を通して先代の思いやホットドッグを45年間続けて取れた理由などたくさんお話を聞いていくうちに。
プレッシャーも感じていました今は、これを継続し熊本のソウルフードとしてからしレンコンやタイピーエンのような、熊本に来たらこれ食べなきゃ!と思ってもらえてさらに県民も大好きなホットドッグを目指します
Q5 復活し、販売を再開された「四ツ葉のホットドッグ」。
先代からレシピを受け継ぎ、最初の試食を先代にして頂くまで試行錯誤があったのではないでしょうか。
先代の味へのこだわり、マスタードの塗り方や具材の挟み方についてもこだわりや意味があるとのこと、レシピを直伝される際のエピソードなどあればお願いします。
調理器具や袋。仕入れている食材もすべて同じです。
でも、ちょっとした手加減目加減というさじ加減がなかなか大変でしたいいんだけど、、ちょっと違うよね。。。という状態が何回も続きました四つ葉秘伝のからしソースに至ってはまだ80点だそうです(笑)あとは具材のバランス。
焼き加減等まだまだ均等にはいかないときもあります
Q6 キッチンカー製作を業務にされている「バランスモータース」さん。
今回のホットドッグ「四ツ葉」さんの営業再開にむけて、あの印象的な先代キッチンカーを使うことも検討されたとのこと、結果的に新たに車は作られたようですが、このエピソードについて教えて下さい。
旧四つ葉号の日産チェリーはもうほぼ残っておらず部品を集めるだけで大変といわれました95才のおばあちゃんを25才によみがえらせるのとおなじだと・・・・不可能ではないが数年の歳月となかなかの予算がかかるとのことそれで似たような車体でそっくりなキッチンカーを製作することにしました。
譲り受けた車は西原村の展示場で屋根下に保管しております
Q7 さて、ここまでお話を伺ってきましたがそのホットドッグ四ツ葉さんのホットドッグはどちらに行けば食べることが出来るでしょうか。
今までは第二空港線でしたが許可の関係でやむなく撤退することに。
その後、せっかく移動できるようになったのだからと動き回ることにしました
県内の様々な場B所に出向きます!30日は山鹿アートというイベントへ参ります!今後の出店先はインスタグラムで随時告知をしていきます
来月はTSUTAYAさくらの森さんや九州蚤の市等、たくさんのイベントに出店致します決まり次第インスタグラムでお知らせいたします
Q8 本日はお忙しいところインタビューを受けて下さり誠にありがとうございました。
最後にこの番組をお聞きのリスナーの方へメッセージをお願いします。
ホットドッグ四つ葉は45年間せんだいのおっちゃんが大切に守り続けてきたものです。
今後さらにおっちゃんお思いを継承できるよう、そしてそれが私の、熊本県民のホットドッグとなるよう成長させていきたいと考えていますのでまだまだではありますがどうぞ応援お願い致します!!
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