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毎週火曜日にお送りしています、「キネマのススメ」。
毎週、番組がおススメする映画情報をお届けしています。
今日ご紹介するのは、現在公開中の映画「キャメラを止めるな!」 です。
タイトルを聞いてピンときた方も多いことでしょう!
あの、低予算ながらも一大ブームを巻き起こした2017年製作の日本映画「カメラを止めるな!」を、映画「アーティスト」でアカデミー賞を受賞したミシェル・アザナビシウスがメガホンをとり、フランスでリメイクされた作品です!!
今回は「リメイク」という事で、日本のオリジナル作品からどうなっているのかかなり気になるところですが・・・、そのストーリー紹介していきましょう。
「山奥の廃墟でゾンビ映画の撮影を行っていたが、俳優たちの下手な演技にキレた監督が、本物のゾンビを召喚してクルーを襲わせて、超リアルな映像をモノにする!」という、日本で大ヒットした映画「ONE CUT OF THE DEAD」のリメイクを、30分間生放送、カメラ1台でワンカット撮影するよう依頼されたのは、フランスの監督。
現場には、監督志望だけど純粋すぎて空気の読めない彼の娘と、熱中すると現実とフィクションの区別がつかなくなってしまう彼の妻も加わり、大混乱となってしまします。
さらにそこに、全く話のかみ合わない日本人プロデューサーとのバトルも加わり、制作チームは問題ばかりとなってしまいます。
不安が渦巻くなか、果たして彼らは、ラストシーンまで完走できるのでしょうか?
「タイピスト!」のロマン・デュリスが主人公の映画監督、「ある過去の行方」のベレニス・ベジョが妻を演じています。
さらにオリジナル版のプロデューサー役で強烈なインパクトを残した、どんぐり改め竹原芳子も出演していますよ。
彼女が芸名をどんぐりから竹原芳子に改めた理由について、「『カメ止め』には竹原芳子として出演していたので、フランス版リメイクも同じ名前で出演しようと思いました。
『カメ止め』とリメイク版と一緒が良いと感じたからです」。とのこと!
今回の作品は、フランス版ならではの画面の雰囲気やキャストたちの佇まいなど、リメイクならではの変更はあるものの、オリジナル作品にかなり忠実に作られており、さらに、設定の繋がりもあったりと、日本映画「カメラを止めるな!」への愛とリスペクトを感じることができる作品に仕上がっています。
何があっても、カメラは止めない!フランス版リメイク作品を是非、劇場でご覧ください。
映画『キャメラを止めるな!』は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ 熊本サクラマチ
■熊本ピカデリー で、現在公開中です。
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